INTERVIEW
ANGRY FROG REBIRTH
2015.03.24UPDATE
2015年04月号掲載
Member:池田 直樹(Vo/Gt) U(Vo) roku(Ba) ミヤチ(Gt) 横珍(Dr)
Interviewer:荒金 良介
-ANGRY FROG REBIRTHとして正式メンバー5人が固まりました。今の率直な感想から聞かせてもらえますか?
池田:バンド第2期、新しい始まりという感じですね。ミヤチはrokuがもともと10年前に一緒にバンドを組んでいた経緯もあり、誘ったんですよ。最初はサポートからお願いしたけど、お互いに気が合って一緒にやろうと。横珍がMY LAST DECEMBERを抜けるという話を聞いて、誘ってみようと。そっちもサポートだったけど、正式にやってもらうことになりました。
-まずギタリストのミヤチさんに決めた理由というのは?
池田:3、4ヶ月いろんな人に声をかけて、一緒にスタジオに入ることもあったけど。ミヤチは純粋にギターがうまいし、今までのANGRY FROG REBIRTHになかったものを持ってるというか、いい意味でも悪い意味ではまっすぐなんですよ。
-いい意味でも悪い意味でもまっすぐ(笑)?
ミヤチ:その通りっす、ほんとに。
池田:歳を取るうちに忘れてしまうまっすぐさを持ってるし、何事に対しても純粋なんですよ。そこが魅力的だなと。
ミヤチ:自分の心情的に素直に生きることが1番ストレスがないと思ってるので。そこが長所であり、短所ですね。
roku:いい意味で心が子供のままなんですよ。
-ミヤチさんから見たANGRY FROG REBIRTHの印象は?
ミヤチ:同期、シンセ、クリックを使ってないことに自分は共感を受けました。今はそういうバンドが多いし、どのライヴを観ても同じ演奏をしてる。ANGRY FROG REBIRTHは純粋にかっこいいなと。
-ドラマーの横珍さんはどういう経緯で入ったんですか?
横珍:前のバンドの脱退ライヴを終えたその夜にrokuさんから電話をもらったんですよ。次の予定も決まってなかったので、最初は軽いノリでした。僕は今年の3月1日からライヴで叩いているので、ミヤチさんと比べても期間は短いんですけど。で、これはみんなにも正直に話したんですけど、最初はANGRY FROG REBIRTHが嫌いだったんですよ(笑)。
-ほお。
横珍:軽いすれ違いがあったけど、話すうちにいろいろ誤解が溶けて、"この人たちの考えは俺もわかる!"となって。その反動で一気に仲良くなりました。ミヤチさんとも前から知り合いなので、居心地はいいですね。純粋に価値観とヴィジョンが合うと思ったので、やろうと決めました。
-価値観というと?
横珍:池田さんの人に対する接し方というか。メンバーみんなでスタジオ内でもすごく話し合いをするんですよ。それで物事が進んでいくのが僕の中で合うなと。お互いのことを知らないまま練習だけしても、次に繋がらないと思うから。気持ちを一致させて進むところがバンドだなと。
-rokuさんはなぜ横珍さんに声をかけたんですか?
roku:ANGRY FROG REBIRTHの前にやっていたバンドで、横珍と運命的な出会いをしたんですよ。そのときに一生感謝するような出来事があって。それだけを覚えてました。正直、どんなドラムを叩いていたかはあまり覚えてなくて。