－プログレッシヴで、展開が多い楽曲で、楽曲制作は大変そうだなと思ったのですが、誰がアイデアを出すのが多いですか？

田村：曲で持ってくるのは僕が多くて、ギター、ドラム陣は断片のフレーズでくれるよね。リフだけ持ってきたりとか。僕も断片だけの時もあるんですけど、結局はそのアイデアを統合してるのは僕と山里が多いですね。

加勢本：同じようなフレーズを繰り返さないようにはしてます。そこは考えてますね。キメもどっかで聴いたことあるようなものじゃなくて。難しいですけどね。それを考えながら、インスピレーションも大事にして。

－やっぱり曲を作るのに時間がかかりますか？

加勢本：そうですね、かかりますね。アイデアがたくさんあって、それをまとめるのが時間かかります。あとは構成というか順番ですね。このフレーズを前に持ってくるか、後ろに持ってくるか、とか。パッとアイデアはみんないっぱい出てくるんですけど、まとめるのが大変ですね。

福里：傍から見てると面白いですよ（笑）。パズルみたいで見てる方は面白いです（笑）。

－今後ツアーも予定しているのでしょうか？活動の展望など教えてください。

田村：3月ぐらいからちょこちょことやる予定です。東名阪とか行ったことないので、行きたいですね。ツアーはあまり行ったことないんです。北関東を少し回ったぐらいで。

今里：北関東と韓国しかないんです（笑）。しかも韓国は初海外で初野外（笑）。

－激ロック読者にメッセージをお願いします。

田村：自分たちでも正直とっつきやすい音楽ではないと思うんですけど、様々なジャンルを擁してるバンドだと思っているので、僕らの先にある様々なジャンルの音楽を聴ける扉になれればいいなと思ってます。エモ系とか好きな人って、TOOLとかMESHUGGAHとか、ハード・ロックのEXTREMEとかMR.BIGとかあまり聴かないと思うんで、僕らそういうの全部好きだから、このアルバムがそういうのを聴く入り口になればいいなと思うので、ぜひ聴いてください！