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INTERVIEW

TRIVIUM

2008.09.29UPDATE

TRIVIUM

メンバー:Corey Beaulieu(Gu) / Paolo Gregoletto(Ba)

インタビュアー:KAORU

-こんにちは!週末はSUMMER SONIC、明日は単独ライブが控えていますが、調子はどうですか?
準備万端ですか?

Corey Beaulieu(以下C):準備ばっちりだよ!来日する二週間前からリハーサルに取り組んできたしね。
楽しみでしょうがないよ!

Paolo Gregoletto (以下P):今回はニューアルバムの曲はもちろんだけど、今までライブでやっていなかった過去の曲からも披露するんだ。楽しみだな!

-私も楽しみにしています!ではニューアルバムの「将軍」について聞かせてください。 まずアルバムタイトル「将軍」という言葉は、日本人としては大変興味深いのですが?

C:マットが二度目の来日の時にハトバスツアーに行ったんだけど、その時“将軍”についての解説を聞いてとてもインスパイアされたらしいんだ。それで、いつか“将軍”というものを曲にしてみたいと考えた。で、実際曲が出来たら、凄くパワフルでエピックな感じだから、これはアルバム全体の雰囲気を正に表してるんじゃないかってことで、「将軍」というタイトルをそのまま付けたんだ。

P:あと、“将軍”ていうのはルールに縛られずに自分の信念を貫き通してきた人物達だろ?その精神は正にTRIVIUMというバンドの精神にも通じているんだよね。そういう理由もあったんだ。

-シングル「Kirisute Gomen」を聴きました。この曲は前作「The Crusade」よりも、「Ascendancy」に近い攻撃性を感じました。展開も激しく、壮大な仕上がりになっていますよね。アルバム全体を通して、どんな感じになっているのでしょうか?

C:曲作りに関してはいつもと変わらない感じでセッションしながら始めて、なんとなく方向性が決まっていった感じなんだけど、そうだね。確かに今回はよりヘビーで、ダークで、エピックなものになっていると思う。全体的には、これまでのTRIVIUMに新しい要素が加わって、より激しくなった感じだな。確かにそういう意味では「Ascendancy」に近いと言ってもいいかもしれないね。

-レコーディング時のエピソードや、演奏面でこだわった点を教えてください。

P:演奏面に関しては、とにかくミュージシャンとしての成長の跡を見せたかった。でも俺たちのプレイは、あくまでの曲の為のプレイであって、自分のプレイをひけらかす為のものであってはならないと思っているよ。

C:どのアルバムにも言えることなんだけど、曲のテクニカルな部分っていうのは二の次で、あくまでも“曲が必要としていること”を楽器で表現するべきだと思ってる。ギターソロにしてもそうだよ。例えば30秒の速弾きをやったとしても、曲の中で浮いてしまえばただのナンセンでしかない。テクニックって見せびらかす為にあるものではない。あくまで曲の良さを際立たせる為にあるべきものだと思っているよ。

P:あと、今回はプロデューサーのニックが凄く厳しい人でさ。とにかく今までのレコーディングしてきた中でも一番多くテイクを重ねたんだ。俺自身は「これでいいんじゃないか」って思っても、ニックはいつも「もう一テイク!」ってね(笑)本当にベストなテイクが録れるまで、絶対に妥協しなかった。とにもかくにもリハーサル漬けだったけど、結果的には凄くクールな仕上がりになったし、苦労した甲斐のあるものが出来た。誇りに思ってるよ。

-先ほども話に出てきましたが、プロデューサーにはFOO FIGHTERSやSTONE SOURを手掛けてきたニック・ラスクリンシスを選んだ理由を聞かせてください。

C:これまではずっと同じプロデューサーと仕事していたんだけど、次のレベルに向かう為に新しいことをしなければと思った。それでプロデューサーも変えてみようという話が上がったんだけど、特に具体的な人物は念頭にはなかったんだ。 それで、ロンドンでライブをやった時に初めて紹介されてニックに会って話をしたんだけど、彼は俺たちと同じビジョンを持ってる人だって確信した。それでNICKにやってもらうことになったんだ。彼はスタジオ入りする前のセッションの段階から関わっていたよ。TRIVIUMのライブ感を大事にしながら、いい所をよりプッシュしてレベルアップさせることに力を注いでくれた。彼との仕事は今までのでコーディングの中で一番楽しかったよ。

P:ニックのやり方は今時のメタルバンドの王道のやり方とはちょっと違う感じだったよね。彼はプロトゥールス的な演奏の“切り貼り”(1テイクのいい部分だけをチョイスして、切ったり貼ったりしながらベストなものに作り上げること。場合によっては1フレーズに対して何十テイク分も録音されたものが入っていることもある。)をせず、何度も何度もテイクを重ねていくことによって、演奏の生生しさを伝えようとした。それは彼がメタル以外のアーティストのプロデュース経験がとても多かったからっていうのもあるだろうし、プロトゥールスが生まれるずっと前からレコーディング経験をたくさんしている人だからっていうのもあるだろうね。そうそう、レコーディングはナッシュビルっていうメタルとは無縁の町でやったんだけど、それも新鮮だったな。