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DISC REVIEW

弊帚トリムルティ

メトロノーム

『弊帚トリムルティ』

Release Date : 2018-03-07
Label : キングレコード
¥2,700

無機と有機がぶつかりあう、その狭間で。メトロノームが描き出すのは機微であり、感情の揺らぎであり、現実に対する肯定だと言えよう。結成20周年を迎える2018年、その記念すべき日々へのファースト・アタックとして彼らが提示した今作は、含蓄ある歌詞と怒濤の高密度サウンドが溢れだすリウ(Ba)作曲の「弊帚トリムルティ」を筆頭に、どれも目を見張るような楽曲たちが揃い踏み。「ボクになりたかった僕」で聴けるグラマラス且つ艶やかなフクスケ(Gt)のメロディ・センスが光っているほか、「友達の和」でのシュールレアリスム満載な音と詞からはシャラク(Vo)の内的宇宙が存分に感じられる。また、全曲にベース・ソロが入っているあたりも乙なことしきり。まさに三神一体の妙、ここに在りなのである。 杉江 由紀