COLUMN
SOILWORK BjornのSTABBING THE COLUMN vol.19
やぁ。
トロントに戻ってきたところだよ。俺とガールフレンドはオンタリオ湖畔に住む場所を見つけたんだ。いいところだ。水のそばに住めて嬉しいよ、前にも話したけど俺はスウェーデンの海岸に家を持っているからね。俺は近くに水が無い場所にいる時、閉所恐怖症のように感じる傾向があるんだ。毎日、遊歩道でランニングをしてる。完璧だね！ これは俺がずっとあっちこっちと動いているということを意味してる。俺がここに来た直後、プレスリリースには、大きな調査の結果、今カナダは世界でもっとも住むのに適した国だとあった。スウェーデンはその次だ。去年、スウェーデンは1位になり、カナダは2位になった。俺はいい時に住む国を変えたと思うよ。次善で満足しているのかいって？（笑）
カナダ人は今年クレイジーな冬を期待している。もうビーチに雪避けのフェンスを設置しているよ。おもしろいことになりそうだね…。俺はちょうどケーブルTVの凄いパッケージを手に入れたところだ。雪に埋もれた場合のね。そうならないことを祈るよ、ストリートにあるお気に入りのバーにも行けないからね。バーの名前は「Castros」というんだ。別の社会主義国家の写真が飾られ（注： カナダは社会主義国家）、奇妙ではあるが居心地がいいんだ。俺は週に1、2回そこへ通い、最新のビールの銘柄をひとつかふたつ試してみる。北米にはあまりにも良いビールの醸造所がたくさんある。いつも何か新しい味を試すのは楽しいね。
今日ね、2週間の滞在をしにスウェーデンから友達が来るんだ。彼にとって初の単身での北米旅行で、とてもナーヴァスになってる。彼は空港で絶対迷子になるだろうと確信してたよ。俺は少なくとも3つの行程を空港でしなければならなかった。まだ何も聞いてないけど、彼は飛行機でそれをしたと思うよ。彼はとてもユニークな奴で、サッカーのことはなんでも知っているんだ。とても好奇心が旺盛で、でも世界旅行の経験はない。彼はたくさんの質問をするし、熱心ですべてのことを知ろうとする。時々彼はランダムにものを言ったり行動したりするんだ。例えば、アイスクリーム・スタンドへ言って「コーンはあるかい？」と訊くんだ。店員の女の子は「ありますよ」と答える。すると彼は「OK、僕はカップにするよ」って答えるんだ。空港でのチェックインの方法について俺に質問する時は、「キミはカウンターにいる職員にどこに行くか伝えなくてはいけないのかい？」と尋ねるんだ。俺は「そんなことしないよ。いつもスルーしてる」と答える。すると彼は「そうだよね。もし俺が“ポーランド行きの電車のチケットを欲しいのですが？”と言ったら何が起きるだろう？」と答えるんだ。いつもそんな感じだ。凄いコメディだね。時々彼は自分では気付いていない凄いコメディアンなんだ。その上で彼は良き友達なんだ。彼に会えるのは素晴らしいことだね！ 俺達は土曜日にナイアガラの滝への旅行を考えていて、あとNHLのトロント・メイプル・リーフスの試合のチケットを買おうとしてる。間違いなく楽しみだよ！
またね。
乾杯！／ビョーン“スピード”ストリッド
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