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INTERVIEW

TOTALFAT

2011.05.16UPDATE

TOTALFAT

メンバー:Shun(Vo&Ba) Bunta(Dr&Cho) Kuboty(Gt&Cho) Jose(Vo&Left-Gt)

インタビュアー:TETU★KID

-まずは前作から丁度1年のスパンでのリリース、インタビューも1年ぶりですが、この1年を振り返ってみていただけますか?

Shun(以下S):この1年、TOTALFAT的には色々区切りの年だったと思います。10周年でもあって、メジャー・デビューの年でもありましたし。そういう自分たちの区切りの中で、かなり走り抜けた1年だったんですよね。その中で自分たちが思い描いていた以上の結果が出ていて、それは実際ツアーを回ったりとか、ツアーを回りながら曲を作ったりという部分で、1バンドマンとして、1アーティストとして、すごく充実感が得られた1年になりました。例えばライヴで動員を増やすこととか、CDの売上枚数を伸ばすとか、目に見える部分はこれまでよりも段階を踏んで、数字という部分でも分かりやすく増えていったんです。しかしそれより現場でファンの皆と汗をかきながらやり取りしていって、TOTALFATに対する期待値の膨らみ方とか、あとTOTALFATの4人それぞれが、自分たちの楽曲とか、ライヴにおける自分たちのパワーとか、これからバンドがどうあるべきかなど、いろんな部分で自分たちの新しい伸び代を、見つけられた1年になりました。それが今回のアルバムを作ることになった大きな原動力かなと思います。

Jose(以下J):去年はほんとに音楽だけで1年過ごせたんです。CDを出すペース的には、1年に1枚のアルバムってすごく良いペースだと思うんですね。ちょっと前だったら、ツアー終わったらバイトして、それからスタジオに入ってみんなで曲を作ってという時間も、今は全部音楽に使えるんです。音楽にかかわっている時間でいったら、今までの中で一番多かったと思うんですよね。そういう感じなんで、音楽と向き合う時間も凄くあったし、TOTALFATとも向き合えたし、バンド・メンバーとも話し合う時間もむちゃくちゃあったし、良い意味で皆が楽しく出来たっていう1年でしたね。濃い時間を過ごした1年でした。

-5/4リリースの1st シングル『World of Glory with JOE INOUE』リリースについて伺います。バンド史上初のシングルということもポイントなのですが、今回は作詞、作曲、全楽器演奏、アレンジ、プロデュース、エンジニアと、とにかく全てを1人でやってのける新進気鋭のマルチ・アーティストである井上ジョーとのコラボレーション作品ですね。この作品が生まれるきっかけや、経緯を教えてもらえますか?

S:一言でいうと、悪ノリの延長が形になったって感じなんです(笑)。でも、もともとTOTALFATの『OVER DRIVE』の制作時から、ジョー君にはTOTALFATの英語を指導してもらっていたんです。ジョー君はアメリカ生まれアメリカ育ちで、外見は日本人ですけど、ものすごくネイティブな人間で。今回、ジョー君が歌ってる英語のパートや、ジョー君の作品を聴いてもらえれば、彼がアメリカ人ですごくネイティブな英語を発音するっていうのが誰もが分かると思うんですが、そんな彼に歌詞を書く段階から、文法や英語のリアルな表現の仕方だったり、レコーディング当日では発音とかグルーヴ感とかそういうものを全部見てもらってたんです。TOTALFATの4人はジョー君のスキルに絶大な信頼をおいているんです。ジョー君はジョー君で友達と楽しんでいる感覚を持ってTOTALFATの現場に来てくれていたと思うんですが、そういう時間を一緒に過ごしていくうちに、世代も一緒だし、話していったら影響を受けてきたバンドとか、これからの音楽に求めてるものがすごい似てて……。そういうところから、音楽に対する気持ちがお互い近寄って行ったんです。Buntaがドラムを1人で練習してる時に、横からジョー君が入ってきて、いきなりマイク握ってフリー・スタイルでラップ始めたりとか、そういう部分を、TOTALFATの制作チーム、井上ジョーの制作チームが横から眺めてたりして、いい関係だって思っててくれたみたいなんですよね。それとは別に俺とジョー君、Buntaとジョー君、Kubotyとジョー君、Jose君とジョー君っていう、それぞれの関係性っていうのもどんどん深まっていった時に、"なんか一緒に曲作って、やってみない?"っていう話しがほぼ自然発生的に出てきたんです。TOTALFATも『DAMN HERO』の制作中だったので、その時に一緒に「World of Glory with JOE INOUE」を作曲して、日にちを割いてプリプロをして、そのまま並行させて録音までしちゃったっていう……。最初のメロディが出来てから、曲が出来るまでのスピード感がザクザクザクっと、どんどん上がっていった中で、ほんとに全員のグルーヴ感で仕上げたっていう感じですね。

-今回日本語詞を歌うことに違和感はなかったのですか?

J:TOTALFATのヴォーカルとしては正直最初はすごく違和感がありましたね。でも皆でやろうよって言ってるのに、俺はやんないからってつっぱって行くのも違うかなと思ったんです。だから録音だけはしてみようと。結局録音して聴いてみたら、"やっぱり違和感があるじゃん!止めよう!"っていうことになると思ったんですよ。それが聴いてみると案外良くて(笑)、その勢いでもう少し日本語を増やしてみようということになって、今の形に落ち着いたんです。アルバムには英語バージョンのこの曲が収録されているので、両方聴き比べてみてください。