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COLUMN

THE STARBEMS 日高 央の激トーク!! 第伍回

THE STARBEMS 日高 央の激トーク!! 第伍回

インタビュアー:荒金 良介 Photo by 石原 慎

日高 央(THE STARBEMS)がラウドロック・シーンを賑わすバンドマンとガチで語り合う、その名も"激トーク"!日高と親交の深い、もしくは彼が注目するバンドマンをゲストに迎え、"激ロックの読者にぜひ聴いて欲しい1枚"として、お互いが1枚オススメのCDを紹介しあい、音楽談義に花を咲かせる熱いロック対談だ。第5回目となる今回の対談相手は、シーンの垣根を飛び越えた活躍で、キッズを沸かせ泣かせる注目バンド"BLUE ENCOUNT"のヴォーカル、田邊駿一。世代を超えた濃密対談をご覧あれ!

-今回、日高さんが田邊君を呼んだ理由は?

日高:20代中盤でしょ? 逆に一周して、我々と感覚が近いというか、何でも聴けちゃう世代だと思うんですよ。ハードなものから歌謡曲、J-POPも聴けるでしょ?

田邊:ガンガン聴いてますねえ。

日高:俺らの世代は情報がなかったから、何でもありがたく聴いてたしね。テレビでピンク・レディーを聴きつつ、ちょっと掘ればザ・スターリン、LAUGHIN' NOSEがいたからね。ぶっちゃけ、俺も何でも好きだった。"AIR JAM"が盛り上がったころにメロディック/ハードコアを聴く人がいる一方で、B'zやMr.Childrenを聴く人はアンダーグラウンドは聴かないみたいに分かれちゃったもんね。BLUE ENCOUNTは何でも聴くもんね。

田邊:そうですね。メンバーみんな幅広いですからね。ドラムはジャズ畑で、中学からジャズを叩いてたんですよ。ジャズ・ドラマーの兄貴の影響で、逆に8ビートを叩いたことがなかったくらいで。

日高:ああ、4ビートばっかりだったんだ。

田邊:そうですね。軽音楽部で今のドラムと出会って、僕は森山直太朗さんをきっかけにアコギを始めたんですよ。

日高:あっ、そうなんだ。意外!

田邊:そもそも小学校5年生のころに、姉の当時の彼氏......今の旦那さんなんですけど、その人からSheryl Crowの『Sheryl Crow』を借りて。1年間そればかり聴いてたんですよ。

日高:いいアルバムだよね、"If it makes you happy?♪"

田邊:はい。内容は核爆弾、中絶とか重いんですけど、すごくポップだったから。

日高:小5でSheryl Crowだったら、友達いないよね(笑)。

田邊:そうですね。あと、映画のサウンドトラックが大好きで。THE BEACH BOYSをカラオケで歌って、ドン引きされたりして。

日高:ははははは。

田邊:ほんと自由気ままに、当時はいろんなものを聴いてました。で、高校1年生のころにめっちゃアコギ弾ける奴がいて、モテてたんですよ。そいつが森山直太朗を弾いてて、それが「さくら」でもなく、インディーズ時代の楽曲をやってたんですよ。だから、僕もインディーズ時代の作品を全部買って、スコアも買って練習してました。

日高:それは直太朗君、嬉しいだろうね。

田邊:まだお会いしたことはないんですけど、美容室は一緒なんですよ(笑)。

日高:へぇー、いつか会えそうだね。

田邊:それで森山直太朗、椎名林檎を聴いてから、FALL OUT BOYとかバンド・サウンドを聴くようになって。ウチのドラムはLINKIN PARKが好きで、DVDも全部制覇しちゃうくらいで。

日高:確かにBLUE ENCOUNTは演奏はヘヴィ・ロック風味だけど、上モノはマイルドというか、ポップさがあるもんね。

田邊:すごくキャッチーな音楽が好きなんでしょうね。

日高:ジャンルやスタイルじゃないんだよね。

田邊:そうなんですよ!とにかくいいメロディが好きというか。

日高:しかもちょっと泣きが入ったものが好き?

田邊:おっしゃる通りですね!

日高:Sheryl Crow感はすごくわかる。今はそんなに森山直太朗感はないけどね。

田邊:まあ、ファルセットのときぐらいですね。たまに出ます(笑)。

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【日高 央の1枚】

  Neil Young
『After The Gold Rush』
 (1970)

【田邊 駿一の1枚】

  Sheryl Crow
『Sheryl Crow』
 (1996)