COLUMN
NOISEMAKER AGのオタクのお宅訪問 VOL.6
お久しぶり!
みんな元気?俺はモリモリです。最近は曲作りで篭って自分と向き合う時間てものを大切にしてるんだけど、その甲斐あってかなり手応えありな曲が生まれております。バンドやってて嬉しいことってのは沢山あるけど、曲が生まれる時はやっぱ特別だなー!それが始まりであり全てだったりするからね。
前回カメラをまとめて2つ失くしたって話をしたけど、年始に実家に帰った時、親父が新しいカメラ買ってコレ使ってないからやるよ!ってFujifilmのカメラをくれたのね。コレでライブ撮れ!って。いや、それ俺と兄貴がカメラ好きだった親父の還暦にプレゼントしたやつやーん。と複雑な気持ちになりながらカメラをゲットしました(笑)。
人に何かをプレゼントするってのは時に難しいもんだ!
さて、MVの話をかれこれしてて前回は「Butterfly」のMVについて話したけど、今回は「Home」のMVについて!SHELFSに撮ってもらった2本目になるんだけど、このMVは今までで一番記憶に残るものでした。
曲が壮大だから、メインは広い絵で、夕日のでかい空をバックに撮りに行こう!と計画を立て、現場に着くとさっきまで晴れてたのに一転し、辺りは物凄く深い霧に覆われてしまった。全く曲の印象と合わないし、晴れてる絵が撮れないなら撮り直した方が良い!!という話も出たのだけど、現実的に再度撮影する予算は無いから不可能で、みんな悔しい気持ちを押し殺して撮影に臨みました。
その中で監督のKohくんが一生懸命、逆にこの深い霧は撮りたくても撮れないから、チャンスやで!この霧でカッコイイの撮ろう!と言ってメンバーと周りのテンションを上げてくれてた。その言葉は凄く嬉しかったし感謝してる。きっと本人も絶対悔しいだろうし、苦肉の策だろうから。
でもそんな中、俺の頭の中は、どうやったら夕日を撮れるか、何が何でも撮り直す為にはどーしたら良いかしか考えてなかった(笑)。すんません。
でも流石にこれはダメかもなって思いながら、最後のサビのテイクを撮ろうとなった瞬間、さっきまでかかってた深い霧が嘘みたいに消えてった。本当に奇跡みたいだった。そこに居たみんなが声を上げちゃう位の太陽だった。そこから太陽が出てる少しの間に何度も撮った。それで完成したのがあの「Home」のMVです。今でも太陽が現れた瞬間は頭に焼き付いてるなー。って今回なんもオタクな話してないけど、MVとか曲の裏話聞いた後に見たり聴いたりしたら印象が全然違うと思うからまた改めて見てみて下さいな。
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