MENU

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

LIVE REPORT

THE PRETTY RECKLESS|SUMMER SONIC 2011

2011.08.13 @QVCマリンフィールド&幕張メッセ

Writer MAY-E

今年4月に開催予定だったが、震災の影響で開催が見送られたPUNKSPRING11にラインナップされていたTHE PRETTY RECKLESSが、SUMMER SONICのマウンテン・ステージでリベンジ初来日を果たした。
今更説明は不要だと思うが、バンドのフロント・ウーマンを努めるのは、アメリカの人気テレビ・ドラマ・シリーズ『ゴシップガール』のJennifer Humphrey役などで有名な女優のTaylor Momsenだ。率直に言うと、予想していた通りのかっこいいショウでした。
胸元がざっくりあいたボディコン風の衣装にニーハイ・ブーツを履いたTaylorは、腰をくねらせながらスタンドマイクを艶めかしく操る。その立ち振る舞いは、女性の私から見ても惚れ惚れしてしまうくらいにとってもセクシー。『ゴシップガール』で"イケテル女の子になりたい!と願っているごく普通の女の子"を演じていた彼女とは、まるで別人である。"ポストCourtney Love"なんて呼称されてもいるけど、そういえば、昨年のサマソニ10でHOLEがプレイしたのも、このマウンテン・ステージだったっけ。
ランジェリー姿で街を闊歩するという衝撃的なPVが話題になった「Make Me Wanna Die」も熱演。ラストはオーディエンスに向け投げキッスをしてステージを後にした。
「ドモアリガト、ジャパン!」なんて言っていたが、MCは少なめ。ハードなテイストを前面に押し出した、毒性の強いショウだった。歌は確かに上手いんだけど、視覚的な印象の方が上回っていたように思う。バンドが更に熟した頃に、ぜひまた見てみたい。

  • 1