INTERVIEW
COMRIZED
2023.09.12UPDATE
2023年09月号掲載
AIBECK:塩藤さやの 星乃さゆみ となりのアイル 大神のん 姫野たま子 ひなたゆか
COMRIZED management:ミヤタ社長(代表)
Interviewer:MAtSU(GEKIROCK CLOTHING) Photographer:濱谷 幸江
-せっかく6人全員いるので、いろいろお話を聞ければと思います。のんさんはAIBECKとEMPATHYとして、昨年末から二足の草鞋で駆け抜けてきて、どんな部分で成長できたと感じてますか?
大神:単純に体力がつきましたよね。ってところと、物事に対する考え方――グループに対してだけじゃなくて、メンバーとかオタクさんに対しての考え方がめっちゃいろいろ変わりました。技術面で言うと、ダンスのジャンルが違う2組なんですけど、EMPATHYのダンスって私がめっちゃ苦手とするタイプなんですね。そっちに必死に食らいついていったことでAIBECKのほうにも生かせている部分があるんじゃないかなと。ダンスだけじゃなくて歌もそうで、AIBECKの歌い方はEMPATHYで絶対できないし、EMPATHYの歌い方はAIBECKでは絶対できないし。やっぱ一番は考え方かな。メンバーがそばにいるのが当たり前だったのが当たり前じゃなくなったし、AIBECK以外の自分を想像したことがなかったから、最初めっちゃ違和感だったんですね、正直。それがいつの間にか自然と、メンバーって言うと私の中でこの(AIBECKの)5人と(EMPATHYの)6人合わせて11人いるんですよ。大事なもんってこんな自然に増えていくんだなって思ったし。あと、1歩外に出たらAIBECKのいいとこと悪いとこがめっちゃわかるようになった! 中にいたらまったくわからなかったですね。だからその点、自分自身のAIBECKとしての大神のんのいいとこも悪いとこも見えたから、めちゃくちゃいい経験をしているなとは思いますね。
ひなた:あとちょっと女になったよね。
姫野:たしかに。
大神:それはね、先生に散々怒られたの。最初はひょろひょろヤンキーみたいな感じだったのが、AIBECK入って意識してガニ股とかになったんですよね。今はもうそれが身についちゃってるんだけど。それができないから、最初めっちゃ"のんちゃん足!"、"足! 足!"って言われて、"へい(泣)! へい(泣)!"みたいな。でもたまに正気に戻るときありますね。"あっ、しんど"、"今の自分気持ち悪いな"って思うときはあるけど、そういう大神のんも出てきたのかなって。
-EMPATHYになるとファンが変わると言われていますね。
大神:もうね、若い男の子が並ぶよ! セクシー担当で。グループ変わるとこんだけ人から見られる場所が変わるんだなぁっていうのは思った。
-塩藤さんは前回(※2023年4月号掲載)"世界とツーステで戦いたい"というAIBECKらしさを感じるコメントをいただきましたね。
塩藤:言ってました言ってました(笑)。
アイル:ちょうど台湾公演のあとだったんだよね。
大神:今んとこ生きてきた中で、ちゃそほどツーステが上手いやつを見たことがない。お前のツーステが一番!
塩藤:私もね、見たことないんだよねぇ。
一同:(笑)
大神:初めからできてたわけじゃないじゃん。努力でこれになってるから言えるんだろうね。
塩藤:(名古屋の)たかおさんっていう人は確かにすごいんだけど、その人はもう別枠なんです、神的な感じでね。それ以外は私!
大神:ちゃそとたかおさんのツーステ対決見たくない?
アイル:「無限ツーステ」対決したいよね!
大神:そうだよ、「無限ツーステ」出たじゃん。やろうよ。
姫野:世界とツーステで戦いたいんだもんね。
大神:まずは日本代表決めなきゃ。
姫野:"天下一武道会"やりたい。
大神:"ポケモン"で言うとチャンピオンロードだ。
-この半年でパワーアップしたと思う部分があれば教えてください!
塩藤:動画撮ってみて、自分のフォームまだまだこうできるじゃんとか、いろいろ角度とかを。
大神:向上心半端ねぇな!
姫野:たしかにアクセント変わったよね。(※腕を振りながら)こうツーステ踏んでたのが、こうになった。
大神:私、人の真似っ子をパフォーマンスでして、習得してきたタイプなんですよ。最初ツーステ踏めなかったけど、踏めるちゃそとかゆかの隣で踏んだ日からできるようになった、っていうタイプで。
ひなた:なんか踏みやすいよね、謎に。
大神:ダンスとかも、人の手の角度とかを見て真似してやってできるタイプなんですけど、ちゃそのツーステは完璧には真似できないんですよ。肩の可動域が尋常じゃない。上げる原理はわかるんですよ、ここでこう、あそこのここまで上げればちゃその形になるっていうのはわかるんですけど上がんないんですよね。
姫野:上半身のここ(※肩の後ろあたり)のラインのしなやかさがないと。
ひなた:うまく猿手も使ってるよね。すんごいの、猿手の使い方も。
大神:だからきれいなのかなぁ。
姫野:あとこの肩のラインがマジできれい。
塩藤:小っちゃい頃からクロールだけ褒められてきたの。
一同:あーーーー。
ひなた:達人だ、もう。クロールの。
大神:もうツーステ踏むために生まれてきたようなもんだ。申し子だ!
塩藤:最初からね、可能性は秘められてたかもしれない。
-星乃さんは、去年は喉のコンディションで悔しい思いをしたと前回うかがってましたが、Zepp Shinjukuに向けて万全の体制で臨めそうですか?
星乃:そうですね、今のところ喉やってるんですけど(笑)。せーののこと推してくれてる方たちをさゆみすとっていうんですが、さゆみすとたちが喉にいいものプレゼントしてくださったり、メンバーがカバーしてくれたりするので無下にしないように、是が非でも万全で臨みたいですね。せーのが悔しかったのと同じようにさゆみすとも悔しかったこと知ってるので。新曲も2曲やりますし美声を轟かせたいです!
-ひなたさん、前回(※2023年5月号掲載)は歌唱力の話を前のめり気味にうかがいましたが、その後6月のLEIWAN新メンバーオーディション("LEIWAN新メンバーオーディション公開LIVE vo.2")の動画を拝見して、やっぱり天才だなと思いました。
ひなた:天才だと思っていただけたならとても嬉しいですが!! ほーんとにそんなことなくて!「新牙 -SHINKIBA-」を歌わせていただくことを決めたとき、LEIWANさんおひとりおひとりに連絡をさせていただいて、みなさん"ありがとう"と言ってくださって。新木場("LEIWANワンマンライブ『新木場STUDIO COAST』~みんなの夢叶えます~")へ向けたLEIWANさんの気持ちを近くで見ていたはずなのに、ぼくはあのとき何もできなかったんです。すごく後悔をしています。もっと近くで一緒に戦いたかった、もっと寄り添いたかった。あのとき何もできなかったぼくが「新牙 -SHINKIBA-」を歌わせていただいていいのかすごく悩みました。でも今歌わないともっと後悔するって、今そばにいるのにまた何もできないのは嫌だって思ったんです。おこがましいですが、ぼくの歌で、声で、身体で「新牙 -SHINKIBA-」の意味を伝えたかった......です......。全然天才じゃないんです! でもありがとうございます。
-姫野さんは小学3年生(※2023年5月号掲載)からレベルアップできましたか? だとアレなので、先日の生誕祭("-AIBECK 姫野たま子 生誕祭-")について聞かせていただければと思います。"来年の生誕祭は前代未聞なことがしたい"とおっしゃってましたが、何か現時点で企んでることがあれば教えてください。
姫野:そうですね......今年の生誕祭も去年("AIBECK #姫野たま子生誕祭")から始まった実験室――アイドルの生誕祭って既存のアーティストさんの曲をカバーしてソロで歌ったりとか、コラボでメンバーと違う人たちの曲をやってみたりというのが多いと思うんですけど、私の生誕祭ではファンの人たち参加型のゲームというか、企画みたいなのが去年から結構主要になっていて。今年は"太鼓の達人"みたいな、ファンの人たちも含めた"リアル音ゲー"をやってみました!! 各メンバーが持ってる"うー"、"うぉい"、"イエッタイガー"、"oh~フッフ~"、"オレモー!"のカードを無茶ぶりランダムで曲に合わせて出してもらって、フロアにいるオタクさんたちにコール打ってもらうんです。今年は「夏祭り」(Whiteberry)、「HANABI」(Mr.Children)、「イケナイ太陽」(ORANGE RANGE)の3曲をお借りして遊ばせていただいたんですけど......オタクさんたちってすごいんですよ! いろんな応用利かせてどんな曲にも、どんなタイミングでもコールが打てるんです! ラストは氣志團さんの「One Night Carnival」でひとつになりました(笑)。やっててなんでもできちゃうなって思いまして......。来年はさらに"研究員"、企画に参加してくれるオタクさんたちを増やして超次元的なことを実験したいな......と、思っています!
-そしてアイルさんは、インタビュー公開タイミングでは翌月の10月に生誕祭がありますね。昨年("AIBECK #となりのアイル生誕祭 ーとなりの宴2022ー")は椎名ひかりさんをゲストに迎えての開催でしたが、今年はどんな内容になりそうでしょうか?
アイル:去年の生誕祭はZepp Hanedaワンマンの1週間後ということで、慌ただしかったので諦めたこともいくつかあって......。今年はワンマンから約1ヶ月はあるので、ソロ曲の数を増やせたらなと思ってます。もともと歌うこと、というか自分の声が好きではなくて(笑)、ソロは本当に苦手でしたが、今年の生誕はおとなりさん(となりのアイルファンの呼称)にパワーアップしたところを見せてあげれたらと思います! 誕生日というものがトラウマだった自分が、誕生日を誰かのために最高の日にしようと思えたのはおとなりさんのおかげなので、恩返しする日だと毎年思ってます。生誕Tシャツ、衣装のデザインも絶賛考え中です。今年もとなりのアイルらしく、自分の持つすべてを魅せる1日にしたいと思いますので、これを読んでくださった方もぜひお越しください♡(笑)。
-ミヤタさんから連載を締めくくる盛大な締めをお願いいたします。
ミヤタ:"COMRIZED"7ヶ月連続企画すごく楽しかったです! 笑いあり涙あり、ファンの方々からも"毎月楽しみにしてます"って言われるからどんどんハードルが上がっていくんですよね(笑)。この最終回でAIBECKのワンマンにフォーカスを当てるまでが今回の企画の醍醐味だったので、実現できて嬉しいです。AIBECK、LEIWAN、EMPATHYのメンバーがこんなこと思ってたんやなって知ることもできましたし、自分自身も再確認できたことが多いです。嘘偽りないリアルをファンのみなさんに届けることが現代のニュースに必要だと思ってます。日本のアイドルが世界中で活躍する物語、見届けてもらえると嬉しいですね。ここからが本当の勝負です! COMRIZED一丸となって日々喜んでいただけるエンタメを発信していきます! とりあえず9月15日Zepp Shinjuku、遊びにいらしてください。ビビらせます。激ロック大好きです!
AIBECK
RELEASE INFORMATION
AIBECK
DIGITAL SINGLE
「Pink Chain」
NOW ON SALE!!
DIGITAL SINGLE
「無限ツーステ」
NOW ON SALE!!
DIGITAL SINGLE
「無限STEPPER」
NOW ON SALE!!
LIVE INFORMATION
"AIBECK 4th ONE MAN LIVE"
9月15日(金)Zepp Shinjuku (TOKYO)
OPEN 18:00 / START 19:00
[チケット]
一般チケット ¥1,000
e+チケット ¥1,000
手売りトレカチケット 現場:¥1,000/オンライン:¥1,500(1D別)