INTERVIEW
Xmas Eileen
2018.10.18UPDATE
2018年10月号掲載
Member:Vo.右
Interviewer:吉羽 さおり
僕ら結構真面目なんです。ライヴ後に議事録を作って反省会をするくらい
-今年は特にジャンルも多彩なイベントやツアーに出ていますが、11月16日から18日にかけてイギリスのロンドンで行われる"HYPER JAPAN WINTER 2018"という日本のカルチャーを紹介するイベントへの出演が決まりましたね。これはどういう感じでオファーが来たんですか?
これは、僕らのホームページに"私たちはこういうイベントをやっているものです"っていう感じで連絡が来たんですよね。"出演しませんか?"って。誰かを介してとかではなくて、向こうの運営の人が直接連絡をくれたものだったんです。何を思って僕らだったのかわからないですけど。運営しているイギリス人のスタッフによると、日を追うごとにチーム内でXmas Eileenのファンがめっちゃ増えてきてくれているらしくて。
-それこそ映像などを観て気になってくれたんですかね。
そうなんですかね。明らかに自分たちの国の音楽とは違うものだったんじゃないですかね。日本語で歌っているし。僕らも海外の音楽に寄せようという気もさらさらないので、それが逆に面白いと思ったのかなっていう気がしますね。今回は2日間出させてもらうみたいなんです。バンドとしても、このタイミングで海外に行けるのはいいなと思ってますね。
-仲間内で始めたことがどんどん大きなものになっていって海を渡っていくというのは、どこか今回の「BAD BOYS BE AMBITIOUS」とも通じるところですが。こうしていろんなイベントに出演するようなライヴ中心の年になって、鍛えられている感じはありますか?
鍛えられましたね。自分たちでもそう思いますし、最近見てくれているいろんな人たちが、"ライヴ力みたいなものが桁違いになったんじゃないか"って言ってくれるので。メンバーで寄り添って、ああだこうだといいながらこのハード・スケジュールをこなしていったのは、大きかったと思いますね。特にうちのドラムは、このバンドからドラムを初心者で始めた子なんですけど、今はもうその雰囲気もないですしね。1年くらい前はまだちょっとおぼつかない感じがあったんですけど、最近は見てくれている人にその話をしても、"言ってる意味がわからない"って言われるくらい(笑)。彼のことをドラムを始めるころから知ってくれているバンドマンも、知っているからこそだと思うんですけど、"ライヴを観ていると感動がさらに増す"と言ってくれたり、"なんでこんなに上手くなったんだろう"って言ってくれたりするくらいです。
-考えてみればライヴ活動を始めたのが2014年で、2年後にはいきなりメジャーというフィールドでやっていくって、ハードなことですからね。
今は上手いと思います。すごいなと。そういうのがバンド力にも繋がったというか、みんなで鍛えていけたなという気がしますね。それは今年ライヴをめちゃくちゃやったのがすごくデカかったと思います。
-やはりライヴを重ねていくことで、"バンド"としての意識も変わっていくものなんですかね。
いい意味での力の抜き方がわかったり、逆に力の入れ方もわかったりとか、それがすごくできるようになってきますよね。このバンドをやる前から各自音楽のキャリアがあったから、それはできるものと思っていたんですけど、新しいものを作ったら、やっぱりそこからのものとして考えなきゃいけないんだとやっとわかってきた気がします。それがこのバンドでできている気がしますね。僕ら結構真面目なので、ライヴが終わったら議事録とか作って反省会をするんですよ。
-そうなんですか!?
反省点とか、それぞれが意見を持ち寄って文書にしているんです。それを見ていてもみんな"良かったと思う"とか書いてるので。
-まさかそこまでとは思わなかったです。
めちゃめちゃ真面目ですよ! こんな真面目なバンドいないって思うくらい真面目なバンドなんです。ただ打ち上げとかで音楽の話をされるのは大嫌いなので、そこでは言わないですけど。でも翌日は反省点を持ち寄って、みんなで確認はし合っています。あまりそういうことを言う人たちじゃないですけど、自分たちでも"最近のライヴいいよな"って言ってるくらいなので、いい実感があるんでしょうね。
DIGITAL RELEASE INFORMATION
4作連続リリース第3弾
「Wake up My friend」
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4作連続リリース第4弾
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