MENU

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

FEST VAINQUEUR×PABLO a.k.a. WTF!?

2018.02.13UPDATE

2018年02月号掲載

FEST VAINQUEUR×PABLO a.k.a. WTF!?

メンバー:FEST VAINQUEUR:HAL(Vo) GAKU(Gt) I'LL(Gt) HIRO(Ba)
プロデューサー:PABLO a.k.a. WTF!?

インタビュアー:荒金 良介

FEST VAINQUEURの2ndコンセプト・アルバム『GENERATION 2 ~7Colors~』は、バンドにとって新たな船出を告げる魅惑作に仕上がった。ドラマー脱退という危機を逆手に取り、今作は7人のドラマー(青山英樹、淳士、宮脇"JOE"知史、Toshi Nagai、風弥~Kazami~、ダイナ四、shuji)を迎え、全7曲に違う色合いを浮かび上がらせることに成功している。また、リード曲「SHADOW」においてはPay money To my Painでも知られるPABLO a.k.a. WTF!?をプロデューサーに起用し、ヘヴィ且つメロディアスな側面をさらにブラッシュアップ! 今回はメンバー4人とPABLO a.k.a. WTF!?の座談会をお届けしたい。

-今作のリード曲「SHADOW」をPABLOさん(PABLO a.k.a. WTF!?)がプロデュースされたということで、今回はFEST VAINQUEURとPABLOさんの座談会を企画しました。まずは今作が4人体制の1作目になるわけで、そこから話を訊いてもいいですか?

HIRO:実は2017年の秋ぐらいに作品をリリースする予定だったんですけど、春にドラムの脱退があったので、少し落ち着いてからリリースしたいなと。それで、2018年に入り、4人体制の1作目になるので、もともとFEST VAINQUEURは4人でやっていたけど、GAKUとI'LLが加入して5人体制になったときに心機一転で『GENERATION』(2012年リリースの1stコンセプト・アルバム)を出したんですよ。その系譜の中で今回『GENERATION 2 ~7Colors~』という形で出そうと。

-心機一転という意味で通じていると。

HIRO:『GENERATION』は自分たちのオリジナルと、影響を受けたアーティストをカバーしたんですけど。今回は今、僕たちにしかできないこと......まさにドラマーがいないので、僕たちが影響を受けたドラマーさんに1曲ずつ叩いてもらおうと思ったんです。それでリード曲をどうしようとなったときに、常に僕らも吸収したいし、進化したいので、みんなで考えたときにPABLOさんの名前が挙がりました。

-そうなんですね。

HIRO:僕は"dragonfly"というメーカーのベースを使っているんですけど、PABLOさんも同じメーカー(のギター)を使ってて。メーカーの社長さんに紹介してもらいました。

-楽器繋がりでコンタクトを取ったんですね。

HIRO:そうなんですよ(笑)。僕らはもちろんPTP(Pay money To my Pain)の活躍は知っていましたからね。ただ、ヴィジュアル系のプロデュースをやってくれるのかわからなかったけど、PABLOさんにやっていただけたら、僕らも(新たな)発見があるかなと。

-PABLOさんはオファーが来たときはどう思いました?

PABLO:"プロデュースしてほしいバンドがいます"と言われて、"時間があれば大丈夫です!"と答えました。今回はバンドだったから、やってみたいなと。だいたい仕事の依頼は僕のパブリック・イメージでくることが多いし、意外と音楽の幅は広いので、ほぼオール・ジャンルいけますね(笑)。

-今回の制作はどういうふうに進めていったんですか?

HIRO:僕とPABLOさんで話して、楽曲(「SHADOW」)制作を進めました。いつもデモの段階ではワンコーラスだけあり、それから選考会を経て、メンバーで作り込んでいくんですよ。今回はワンコーラスの状態で、PABLOさんとデータのやりとりではなく、一緒に作り上げていきました。PABLOさんの自宅でプリプロしましたからね。

PABLO:そうっすね。プリプロはだいたい家でやりますね。

HIRO:そこで尺を決めた感じですね。

-バンドと一緒に作り上げるのが"PABLO流"ですか?

PABLO:プロデュースといっても日本とアメリカでも全然違うし、日本はちょっと特殊ですからね。プロデューサーは"制作者"ですからね。アメリカだと、スタジオを持ってるエンジニアのことを含めプロデューサーと言うんですよ。日本の場合のプロデューサーはアレンジャーの要素が強いですからね。僕がアレンジを作って聴かせるんじゃなく、一緒にやりながら提案して、本人たちがどう作ってくるか。それからどうやって導くのかが、自分のやり方だと思ってます。

-なるほど。

PABLO:僕がプロデュースをして、最終目標は"PABLOさん、必要ないですよね"と言われることなんですよ、いい意味でね。この人からはもう吸収したから、自分たちでやってみたいと思ってくれることが一番かなと。だから、作業中に演奏も教えるし、そうしたらライヴも良くなるじゃないですか。単純に曲うんぬんだけじゃなく、トータル・プロデュースだと思ってます。バンドをレベル・アップさせるためにどうすればいいかなと。