INTERVIEW
GEN from Subciety × K from Pay Money To My Pain -vol.2-
2011.10.07UPDATE
Member:K × Subciety : GEN / ROB
Interviewer:ムラオカ
-2010年3月以来の2回目の対談ですね。前回の対談を覚えていますか?
K:覚えてますよ!
GEN(以下G):前回対談…?対談したのかな?K君のテイクの多さぐらいしか覚えてないんですよ(笑)。
K:そうなんですよ。カミカミでやってしまったという(笑)。
-KさんとGENさんは前回の出演時はブランド、Nine Microphonesはまだ始めていませんでしたよね?そうなると2人の関係にも変化があったのではないかと思いますが……
K:なんにも変らないですけどね。
-ビジネス面でもタッグを組むことになった後でも関係は同じなんですね。
G:変わらないけど、でも面白くはなったよね。改まってインタビューで聞かれるとなんか緊張するね(笑)。
K:そうですね。そう言われるとなんか緊張しますね(笑)。
-出来るだけ緊張なさらないようにふんわりと始めたんですけどね……
K&G:(爆笑)
俺は元々自分に合う服があまりなくて、それなら自分で作っちゃおうって思ったんです。それをずっとサポートして下さっていたのがSubcietyだったんですよ。それで、全然同じ土俵には立ってないですけど、同じ畑に入ることになるので挨拶だけさせてもらおうと思って訪ねたんです。“こういうブランドやろうと思ってます”って話をしたら、“それ面白いね!”って意気投合してGENさんと一緒にやることになりました。
G:K君になりきって作るじゃないですけど、K君のイメージに沿って作っていますね。ワードとかはK君が考えてくれて、K君の好きなものと僕の好きなものをなるべく具現化していくというようにやってますね。
-ROBさんはNine Microphones のモデルとして関わっているんですよね?そんな2人を見ていていかがでしたか?
ROB(以下R):見ていてすごく面白い。他のブランドではあり得ないイイ感じの距離だったりとか、みんながフラットな所とか良い意味で気を遣わないところとか、他のブランドにない魅力ですね。GENさんとK君の関係性とか。
-前回のインタビュー以降で2人の間に他にトピックがあれば教えてください。
K:個人的な部分で劇的に変わったことは、雑誌に多く出るようになったことですかね。ブランドをやってるということもあって、自分でどんどん前へ出て行くので、そうすると認知度とかも全然変わってくるし、とにかくそういう機会が沢山ありましたね。モデルなんて自分には出来ないと思ってたし、そういうことも教えてもらって新しい世界が見えたというのが一番の変化ですね。
G:前のインタビューでも言いましたが、ファッション誌を通じてロック・シーンを盛り上げたいっていう気持ちはすごくあったんですね。でも実は今テンションが上がらなくて、正直ある程度やりきった感があるんですね。自分がやりたかったことっていうのは、音楽をファッション誌に出したいということだったんですが、その目的に関してはある程度達成したっていうことを感じてる。だから今は無理に気合を入れたりって気持ちはありませんね。
-うんうん。
G:10周年終わっていいイベント(AVEST)が出来たし、ブランドとしても自分のやりたかった世界というものをある程度結果を残せたというのが、自分のテンションの上がらなさというか。所謂やりたかった世界になったなと思っていて、それは良いことなんだけど物足りなさを感じるのかな。
実際AVESTは暫くやらないって決めてたんですけど、でもいろんな出会いがあって、また今回やることになったというのは大きなトピックですね。イベントは少しお休みにしたかったんだけど、普段生活している中で新たな出会いがあって、やっぱりそれは違うんじゃないかなって思って、もちろん一生懸命にやってるけど、燃えるということではなくて、これが普通ってぐらいまで持って行きたいというか。みんなにライヴ行ってもらいたいし、大きいも小さいも関係なくかっこいいバンドのライヴには足を運んでもらいたいし。
そういうスタイルが出来てきたのかな……って言うと恥ずかしいよね(笑)。そういうことがあっての今のテンションなんだよね。
やりたかったことは全体としては出来たから、他のブランドとかも含めてやっぱアパレルにもどんどんイベントをやってもらいたいし。その中でもうちもかっこいいイベントやりたいし。うちよりもっとかっこいいイベントやってるブランドもあるし。それを普通に出来たら俺は一番いいと思ってます……とりあえずテキーラ飲みます(笑)。
(※某BARでインタビュー中・笑)
K:もう2本ぐらいテキーラ追加お願いします(笑)。