MENU バンドTシャツ

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

GEN from Subciety × K from Pay Money To My Pain -vol.2-

2011.10.07UPDATE

GEN from Subciety × K from Pay Money To My Pain -vol.2-

Member:K × Subciety : GEN / ROB

Interviewer:ムラオカ

-前回以上に融合するイベントになるといいですね。

G:それは頑張ります。

-話は変わりますが、前回、前々回と連続出演はPTPだけですよね?今後も皆勤で行きたいですね。

K:でも分からないですね。俺の意見としては俺らがダサくなれば価値は無くなる訳で、その可能性を作って行くのは俺らだと思うんですよ。3回連続で出れたっていうのは嬉しいし、ボクシングの防衛戦じゃないけど、俺は光栄に思うんですよ。これからもまだ攻める側だから、やっていきたいんですがダサくなっていないことを願いたいし、4回目も出たいし。出演させてもらってる側として、すごいデカイ所でもやってみたい。今まではGENさんは入り易い空間っていうのを意識してきたと思うんですけど、それを一回だけでもいいから、武道館とか全然やらなさそうな所でやるのも面白いんじゃないかなって思ってます。

G:一応渋谷から離れないっていうのがコンセプトなんだよ。

K:ああ、じゃあ全然駄目ですね(笑)。

G:東京体育館とかは(笑)?

K:C.C.Lemonホール!

G:あそこはスタンディングがないから駄目だよ。

K:やるからにはデカくしたいですよね。

G:でもまあ、デカイってより、みんなでスッと行けるっていうのが一番の希望だな。“え、なんでライヴ行かないの?行こうよ!”っていう。

-逆にめっちゃ小さい所でやるのもいいんじゃないですか?

G:そういうのも勿論アリですよ。

K:全然アリですね。

-Kさんに聞きますが、自主企画やリリース・ツアーとこういったサポート・ブランドの企画でライヴの気持ちに違いはありますか?

K:全く無いですね。ライヴはライヴなので、誰の主催であってもどのイベントであっても、何も変わらないです。そこをカテゴライズするのは俺じゃなくて大人たちの仕事なので、俺は前へ前へ行けばいいだけだと思っています。

-GENさんに聞きますが、今ブランドのイベントって増えているじゃないですか?GENさんは、そこのところSubcietyはどうやって違いを出そうと考えていますか?

G:そういう感じでもない。やっぱりSKULLSHIT しかり、RUDIE’SしかりROLLING CRADLEしかり、みんな仲良いし応援してるし、強いて言うなら日程だけ被らないでってことかな。ファッションが発信していくっていうのが俺はすごく良いことだと思うんだよね。バンドを好きじゃない洋服のファンもそういうイベントに連れて行ってあげればいいし。遊びに行けよってことかな。遊びに行かないでお金貯めててもしょうがないし、なんかこう暗くネットばかりやってもしょうがないしさ。俺はネット好きだけどね(笑)。

一同:(爆笑)

-若い子はもっと遊びに行けと?

G:遊びに行って、感じろ!と。

K:俺が言ってるのも全く一緒で、ライヴのMCでは“自分達の意思で自分達の足でライヴハウスに来てくれたお前らにビッグ・リスペクト”って言ってるんですよ。本当にそうだと思うんですよ。ネットの情報とYoutubeだけで判断するっていうのはものすごくつまらないことだと思う。実際に触れて感じたことがないものを図書館に行って学ぶようなもので、図書館には色んな本があるじゃないですか、ネットにも色んな情報があるけど、結局それを体験するってことは出来ないじゃないですか。

G:真面目な話、音源は先に絶対に聴かない、まずはライヴだね。

K:だからすごい似てると思うんですよ。図書館には色んな知識はあるけど、経験はないから、やっぱりそういうのは自分達の足で行った者勝ちだから、その人達の方がビッグ・リスペクト出来るんですよね。変にカテゴライズして自分の中でシャットアウトして自分で決めてしまうということほどつまらないことはないと思う。もっと可能性がある人が居るかもしれないのに、例えばライヴに行って言葉を聞いて感銘を受けてっていうのが経験であり体験じゃないですか。体験をするとそれが経験になる訳じゃないですか。それをもっともっとして欲しいなって思いますね。今の若い子達、ひとつ下の世代の子達はもう少しそういうのがあってもいいのかなって思ったりします。服も着られて欲しくないなって思うし、よく着られてるヤツがいるなって思うんですよね。音楽も自分で聴いてるんじゃなく聴かれてるっていうかなんて言うんだろう……自分が聴いてると錯覚してるけど、まだ音楽に全然聴かれてるんですよね。もっとシンプルになればいいなって思いますね。

-能動的であれ、ということですか?

K:うん、間違いなく。

G:正直、雰囲気だ。全体の雰囲気だ、やっぱり。カッコイイとか好きとかそれは雰囲気だもん俺も。良く分からないしやっぱり。あの人のドラム、他のバンドと違うよな、とかそういうちょっとしたことだよね。忘れちゃうけどね(笑)。