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INTERVIEW

GEN from Subciety × K from Pay Money To My Pain -vol.2-

2011.10.07UPDATE

GEN from Subciety × K from Pay Money To My Pain -vol.2-

Member:K × Subciety : GEN / ROB

Interviewer:ムラオカ

-サラッとトップ希望をまた伝えましたしね(笑)!?

K:トップがいい(笑)!!でもAVESTっていうイベント自体を楽しみにしている人たちは、俺らがトップでやろうが、誰がトップをやろうが帰らないと思うんですよ、絶対。でもお客さんの帰らないイベントであってみんな遠い所から来たりする訳だから、俺はドカッとやりたいなってことで……トップをやりたい(笑)。

R:トイレに行ってもいいですか?

一同:(爆笑)

K:小休憩!

G:俺トイレ早く行きたいから、早く行って戻って来て!

K:俺我慢します。

G:我慢してたの(笑)!?

K:こういうユルイ感じがすごく好きです(笑)。

-インタビュー中にトイレに行く人は初めてですよ(笑)。

K:そうですね。なかなか無いですね。
ちょっと前の話に戻りますが、共感する部分が俺にはありますね。俺はフロントマンとして前へ出て行かなくてはいけなくて、GENさんは代表として社員を食べさせたりとかしなきゃいけないという、経営者としての考えを持っていて。で、俺はバンドをフロントマンとして盛り立てていかなきゃいけなくて、お互い責任がある立場なので、雑誌に出るのもその責任のひとつだし、カッコ悪く俺が撮られていたりとか、着させられてる服になってるようじゃ全然駄目だなって思うし。そういう意味でOllieとかもSamuraiとかのファッション誌もたくさん見てる人が居る訳だから、すごく責任感じます。

-やるからには全力でということですね?

K:そうですね。以前は絶対に嫌だったんですけど……自分には出来ないと思っていても、やりたいなと思ったらやってみることが大事だということを、見ている人にはすごく伝えたいし、やってみて欲しいと思う。それが上手く行くか行かないかの保証なんてないし、親がやめなさいって言ってもそんなの実際にどうなるものだか分からないし。多分バンドをやるって言って10代の子達は絶対に親に反対されると思うんですよ。だけど、やってみないと分からないから、その代わり自分で責任を取りなさいよって言ってあげられる大人だったらいいなって。バンドで食えなかった先のことも、10代でそこまで考えられたらすげえなって思うし、でもまあ俺は飛び込んでみるのもいいと思う。落ち込んでたら流れに身を任せて無理に戦おうとしなくてもいいと思うし。人生って本当に如何様にでもなるなって。でもそのサイコロを振るのは自分次第だし、そのサイコロは全部がラッキー・ダイスかもしれないし、自分の出したい数字の目……例えば1を出したかった全面に1と書いてあるダイスを振るのか、6ばかりのダイスの中で1が一面しかないダイスを振るのかは能力次第だし、やってきた経験次第だと思うから、可能性がある限りはやった方がいいと俺は思います。

-なるほど。

K:たまに聞かれることなんですけど、“相当な覚悟があったから出来たんですよね?”って言われるんだけど、“俺は覚悟なんかないよ、普通に考えて、思って、感じて、ここに居る”って答えるんです。理由なんかなくて、ただここに居たいと思った、それが理由なんだって。すごく難しく考えてゴチャゴチャになってしまった時は、シンプルに考えたら一番それがいい答えだと思うし、迷ったらシンプルに行こうぜって。

-迷う前にやってみろということですか?

K:考える時間は必要だと思うし、すごく悩むのも良いことだけど、でもアクションを起こすのも1つの手だってことです。それを俺はステージに立つことで伝え続けるというのが仕事であり楽しみでもあるって思う。“仕事=責任”が出てくるし、その仕事っていう自覚が全くなかったから、好きなようにやってやる、好きなように歌ってやるって感じだったけど、そういう部分の意識が変わりました。

-そのAVESTですが、実に約1年半ぶりの開催となりますね。前回はSHIBUYA-AXでしたが、今回はO-EASTですね。開催場所が変更したことで主催側としては、気持ちに変化はありますか?

G:一番にお客さんに喜んでもらうということが大前提としてあるし、でも服が好きでバンドはあまり知らないお客さんにもどんどん来てもらいたい。アパレルとしてのSubciety しか知らないお客さんも中にはまだいるので、そういうお客さんがライヴにもどんどん足を運んでくれるようなことをやっていきたいですね。バンドだけじゃなくてもいいんだけど、ブランドをやっている以上は俺がカッコイイと思うのはこういう人達だってカテゴリーでライヴにも出てもらっているし。
実は俺は、音楽とアパレルが完璧に融合してるっていうのはまだ見たことがないんだよね。服とバンドで対等な感じ、服としては売れて、音楽はカッコよくて、それが本当に完全に融合してるっていうのが希望としてはあるんです。バンドの力だけで集客するとか、そういうことではなくて、Subcietyのお客さん、いわゆる服が好きだから、Subcietyが好きだからライヴにも行ってみようってお客さんも集客するという意味での融合はどうにかして成し遂げたいというのはありますね。