INTERVIEW
Xmas Eileen
2015.05.18UPDATE
2015年05月号掲載
Member:Vo.右 Vo.左 Gt. Dr. DJ Cho. / Performer
Interviewer:山本 真由
-音楽性的には、最近のEDMシーンからの影響も感じますが、全体的には2000年前後のラウドロック・シーン(ミクスチャー、ニュー・メタル、インダストリアル・メタルなど)が基礎になっているのかなと思いました。影響を受けているバンドを挙げるとしたら、どんなバンドですか?
Vo.右:僕は昔からRAGE AGAINST THE MACHINEが大好きですね! 徹底的に何かに反抗してる姿勢が(笑)。媚びないロック! 少なくなっちゃいましたけど。
Gt.:影響を受けたバンドでいうと、CDでしか聴いたことがないバンドではなくて、今までにライヴハウスに観に行った仲間、後輩、先輩バンド全部ですね。ルーツでいえば、ガキのときに親父が聴かせてくれたJimi Hendrix、Stevie Ray Vaughanとか。
-また、ロック・シーン以外で共感するアーティストはいますか?
Vo.右:僕は斉藤和義さんが好きです(笑)。あの人もロックな人ですけど(笑)。
Gt.:Chara!
Cho. / Performer:UA、稲川淳二です。
DJ:清水 翔太が最近好きっす(笑)。
-この作品とXmas Eileenの存在が、ミクスチャー・ロックの再燃にもつながるんじゃないか、という勢いを感じています。今後、シーンはどのような盛り上がりを見せると思いますか?
Vo.右:そんな大任を任されるバンドだとは自分たちでは思わないですが(笑)、シーンか......。どうなるんでしょうか? 僕はすべてのバンドが、力をつける度に強くて大きなモノと戦うべきだと思います。それができたらもっと変わっていくんじゃないかな?
-5月6日にはZepp Nambaという、新人アーティストとしては異例の大規模自主企画が予定されていますね。この"暁ロックフェス"のヴィジョンはいつごろからあったのでしょうか?
Gt.:去年の7月のthe HIATUSのツアーでZepp Nambaでライヴさせてもらった直後です。またこのZeppのステージに立ちたいなって。で、待っていても何も起きないならいっそ"自分たちで企画しちゃえばいーや!"っていう勢いだけで(笑)。でも"Zeppでイベントやろうと思ってる""じゃあやろう"ってふたつ返事でメンバーみんなOKしてくれたのが大きかったです。音源も出てないのに(笑)。"無茶と書いてチャンスと読め"って豊川悦司が映画で言ってたのを思い出しました(笑)。
-ライヴでの演奏とレコーディングでの演奏で気にしてることは違いますか?
Vo.右:レコーディングはみんなが先を想像しながら、ワクワクしながらやってます。でもライヴは心から今を楽しみながらやってます。同じ曲なのに不思議ですね。それが"違い"かもしれませんね。
Gt.:レコーディングもライヴも結局自分が楽しまないといい音だったり、いいパフォーマンスは無理だと思ってます。気にしてることは、レコーディングはお酒飲んじゃダメ、ライヴは嗜む程度ならOK。ライヴは勢いとか雰囲気で誤魔化せるけど、レコーディングは誤魔化せないので(笑)。
-昨年の夏には、台湾のフェスにも出演していますが、海外での反応はいかがでしたか?
Vo.右:良かったと思います。"日本のバンドだ!"っていう爪痕をフェスのお客さんに残せたと思います。何よりもお客さんが最高の笑顔を見せてくれたので、俺なりに国境を越えたって感じました(笑)。大袈裟ですけど......。
Gt.:30度以上の気温の中、ステージでトレンチコート着てる僕たちを見て"タダ者ではないな"って思ったことでしょう(笑)。何も僕たちの情報がない中で、大勢の人たちがライヴで一緒に踊ってくれた、あの光景は絶対に忘れないですね。そして日本の仲間のバンドのTシャツを着てるお客さんが多くて誇らしかったです。
-今後も海外展開は、積極的に行う予定ですか?
Vo.右:"海外を視野に入れて"みたいな恥ずかしい台詞は吐きたくないですね(笑)。海外展開を目指すというより、結局はどこまでも自分たちの地図を広げたいので、その先に海外もあるんだろうから、行くべきだと思ってます。
Gt.:いつか"暁ロックフェス"をアジア諸国で開催したいなって思います。日本のロック・バンドのよさを、もっともっと知ってもらいたいし、実際に触れてもらいたいですね。
-バンドとしての今後の目標は?
Vo.右:ないです(笑)。目標を持たないことが悪いと言われることもありますが、目標なんて、メンバーやスタッフと明日も笑えて、お客さんとも明日も笑えて、それがずっと続けばいいなと思うくらい。ただそれを継続するのは現状維持では無理なんで、前に進むしかない。もっと知名度を上げたり、もっとライヴをしたり、もっと挑戦したり、それをやっているうちに、もっと大きな舞台とかに気がつけば立っているんじゃないのかな?って思います。だから目標がないってことではなくて、常に自分たちが目標のド真ん中にいれるようにならなければならないと思います。逆に言えばバンドの最終地点がどこなのか知らないんで、もしそれがどこかにあるのなら、そこまで行きたいです。
Gt.:メンバーとスタッフの誕生日にみんなで集まって全力で飲み明かせるような、この関係をずっと続けられること(笑)。真面目に言うなら、音源もまだ出てない状況でも応援してくれているみなさんが"自分の選択は正しかった"って誇れるバンドになりたい。
-最後に、激ロックの読者へのメッセージをお願いします。
Vo.右:激ロックDJパーティーに出演させてもらい、たくさんの人と出会えました! みんなが手を上げてくれて本当に嬉しかったです! 日々の生活の中には嫌なこともたくさんあると思いますけど、また僕たちと出会うときは一緒に笑いましょう。
Gt.:Xmas Eileen、1stミニ・アルバムを5月20日に全国発売します。特典もぜひもらってくださいね! 新しい世界に飛び込みたい方はぜひ聴いてください! ライヴという名の仮面舞踏会で一緒に踊り狂いましょう!
Cho. / Performer:Eileen初心者の方もご安心アレ☆ 曲知らなくてもルック・アト・ミー♡ 一緒に"知ってるふり"で楽しみまShow♡
DJ:やーまん!
Vo.左:ライヴで一緒にバカになりましょう!
Dr.:みんなの選択には感謝しています! ありがとう!