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INTERVIEW

Pay money To my Pain

2012.10.10UPDATE

Pay money To my Pain

メンバー:K (Vo) PABLO (Gt) T$UYO$HI (Ba) ZAX (Dr)

インタビュアー:ムラオカ

-08年4月にはPUNKSPRINGでのプレイを最後にJINさんが脱退しましたね。 初のメンバー変動ということでいろいろ考えたこともあったのではないでしょうか?

P:JIN君が自分でヴォーカルをやってるバンドだったり、GReeeeNのプロデュースとかもあって忙しくてP.T.P.の活動はそんなにたくさんできないってことだったので、脱退することになりました。もちろんJIN君はすごい人なので、いろんなことを教えてくれたし、バンドの軸でもあったんで……。でも不安はなかったですね。

-代わりに他のギタリストを加入させようという案は出なかったのでしょうか?

T:『Remember the name』を録るタイミングで、ギターが2本鳴ってたりだとか、広がりがあったほうがいいなという話が出て、その時にサポートのギターを入れるか同期でハードディスクを回すかという模索を一瞬しましたね。だけど抜けてすぐにはもう1人メンバーを入れようという話にはならなかったですね。

-09年にKさんがアメリカから帰国しましたね。当時の取材ではKさんの帰国はバンドにとって大きなターニング・ポイントになったと仰っていましたが、それから3年が経った今改めて振り返ってみていかがですか?

K:もちろんライヴであったり制作であったり、今みたいに取材でこうやって集まることもできないし、練習もできないし。もう戻るタイミングだなというのは自分の中でも分かってたことなので、そこでの葛藤はあったけど、戻って来ないとできないことが多かったので、来るべくして戻ってきましたね。

-ずっと戻ってきて欲しいと考えていたT$UYO$HIさんはいかがですか?

T:やっと本当に始まるんだなって思ったし、最初は不思議でしたね。リハに入るとか普通のことでも“おお、Kがいる”って思いましたね。でも、今となってはKがアメリカに住んでいたなんて考えられないですね。

-結構長い期間ですもんね。

T:Kを含めてメンバー全員でいられるというか、それがなんというか……途中で投げ出さなくて良かったなって思いましたね。

P:Kがアメリカにいた時も帰ってきてからも、バンドに対する気持ちは全然変わらないですね。ただ単に一緒に飲んだりとか一緒にご飯を食べたりとか、そういうのは単純に楽しいなっていうのはありましたけど。

K:打ち上げ一緒に行ったりとかね。

-普通のことが出来なかったですもんね。

P:うん。そういうのはありましたね。例えばどこかに遊びに行ったら、たまたまKがいて“おう!”みたいな。その違いはすごくありましたね。

Z:その通りですね。俺が求めていたバンドっていうのはこうだなって思いましたね。

-さて、それではP.T.P.として初めてリリースするベスト・アルバム『Breakfast』についてお聞きします。ベスト・アルバムに収録する16曲のセレクトはどういう決められていったんですか?

Z:個々に入れたい曲を書いて出したんだけど、大体みんな一緒やったよな。

P:今回はすごく平たい言い方とすれば、P.T.P.の入門編になればいいなと思ってたので、各アルバムの代表曲、プラス少し違う表現のものを足したという感じですね。そういう曲を入れられたらいいなということで……大体みんな似ていたかな。

-ベスト盤をリリースする際、曲順をライヴのセットリストのようにランダムに並べるアーティストも多くいますが、P.T.P.はリリース順、歴史通りに収録していますね。考えがあってのことだと思うのですがいかがでしょうか?

P:曲順を並べ替えることで、そこに意味を持たせたくなかったんですよ。例えば本当にいろんな曲を入れて自由に組むことができるなら、もしかしらこれはこれで1つのP.T.P.の新しいアルバムだということもできたとは思うんですよ。でもやっぱり入門編にしようということで、アルバム毎のテーマや表現を壊したくなかったんです。

-シンプルに歴史を追って聴いていって欲しいということですね?成長過程を鮮明にみることができるのでいいですよね。
また「Sweetest vengeance」と「Innocent in a silent room」の新曲2曲が収録されていますね。「Sweetest vengeance」はすでにライヴで披露していますが、お客さんの反応はとてもいいですよね。この曲はスタートからいきなりデスメタリックなブラストビートが炸裂するというP.T.P.随一のエクストリームなパートからスタートしますね。これには驚きました。どういう経緯で生まれたのでしょうか?

P:今までと曲の作り方をちょっと変えたんですよ。1回聴いただけで“すげぇ!”って思って欲しかったんです。それにはブラストビートしかないなって思ったんです。自分たちの周りでは、取り組んでいるバンドがそんなにいなかったから、まずそこでビックリさせることができるし絶対にやりたいなと思っていたんです。で、ZAXに“ブラストを叩いてくれ”とお願いして、これを作ったんです。でもそれは1つの要素でしかなくて、曲の中でP.T.P.の真髄を表現するのはKの歌だと思うし、そういうものを散りばめて、みんながライヴで走れるような、ダイブできるような、そしてKの歌も表現できるような曲を追って作った感じですね。オケだけを作る段階まではわりと早くできましたね。