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INTERVIEW

Pay money To my Pain

2012.10.10UPDATE

Pay money To my Pain

メンバー:K (Vo) PABLO (Gt) T$UYO$HI (Ba) ZAX (Dr)

インタビュアー:ムラオカ

-計画的にというよりはいきなり話が進んだという感じだったんでしょうか?

T:タナケンさんと話している時に、Kが“どうせならPVをP.T.P.で撮りたい”って言ってたって伝えたら、“え?じゃあ出す?”って言われて(笑)。“シングルかEPで3、4曲録って、PV撮って……まあアリだな~”とか言い出して、それをKに伝えたら、“この話するために1回日本に帰るわ”ってことになって、そのタイミングで新宿LOFTと大阪でライヴしたんだよね。その時に話をしたんだけど、Kがビザの関係で1週間ぐらいしか日本に帰って来れないから、“じゃあ向こうで録ろう”って言い出して、さらにPVも外人の監督で2曲撮るかって話になって、夢叶いまくりみたいな感じでしたね。

-プロデューサーにはSYSTEM OF A DOWNなどを手掛けたSylvia Massy Shivyがプロデュースを手掛けていますが、どういった経緯で彼女に依頼したのでしょうか?

T:とはいってもほぼセルフですけどね。

P:彼女のスタジオで作業をしたので。

-彼女に頼むことになった経緯を教えていただけますか?

P:元々はSupeにこういうスタジオがあるよって聞いていて、RadioStar Studiosっていうスタジオがあるんだけどどうですかってタナケンさんに紹介したら“いいんじゃないの”ってことで。

-Supeは同じスタジオでレコーディングをして、同年の1月ぐらいに作品を出してますよね?

P:そうそう。

-ほぼセルフ・プロデュースとはいえ、1stEP以降海外のプロデューサーを起用せず、日本人のプロデュースの元、レコーディングを行ってますよね?サウンド的には、海外の誰々プロデュースという風にいってもおかしくはないジャンルだと思うんです。日本のバンドにも海外のバンドにも影響を受けてると思いますし。あえてそこは国内でこだわっているということはありますか?

P:こだわってるというか、国内、海外、両方の良さはもちろんあるんですが、やっぱり海外だと、なかなかコミュニケーションが取れなかったり、特にエンジニアに対しては意思の疎通の問題がいろいろあるんですよね。アメリカのスタジオって基本的にその場に行って環境を作っていくというのが強くて、日本みたいに全て揃っている訳じゃないんですよ。例えば機材がなかったりするし、そういうこともあって日本がいいなって思いますね。歌を録ることに関してはアメリカのエンジニアとやった方がKにとってはいいのかもしれないけど。日本でも全然いい音で録れるし、アメリカだからいいって訳でもないんですよ。どういう作品を目指して録るかってことが1番大事かなって思いますね。まあ、行ける機会があればもちろん行きたいですけどね。

-ベスト・アルバムに1stEPから3曲全て入れることはできないとは思うんですが、「Black sheep」が収録されなかったのは残念だというファンがすでにいるようです。この3曲からのピックアップは難しかったんじゃないですか?

P:恐らく「From here to somewhere」を入れたいって気持ちがメンバーみんなにあったと思うんですよね。それで、「Against the pill」か「Black sheep」どちらかってなった時にライヴでよくやっている方を入れようと思いました。

-07年9月には初のフル・アルバム『Another day comes』がリリースされました。メタルコア的なアグレッションを強く感じさせるEP『Drop of INK』の流れを汲みつつ、ベストにも収録されている「Another day comes」や「Home」などのバラードもあり、ヘヴィ一辺倒ではないということを証明した1枚だったと思います。広がりを持たせた作品にしようという意識はありましたか?

P:あのアルバムの曲を作っていた時に、コアな方向性に偏ってしまうことが1番嫌だったんですよね。もっともっと大きくなりたかったし、もっとバンドでできることを広げたかったんですよ。Kのヴォーカルはバラードを歌ってもすごくいいし、「Home」のようなエモーショナルな曲も表現できるのが魅力だというか。当時KILLSWITCH ENGAGEとかも聴いていたから、参考にしている部分はありましたが、ラウドロック、メタルコアなどの土台の部分をもっと自分たちなりにしっかりと広げて表現できたらいいなと思っていたんです。METALLICAやPANTERAでも臭いバラードがあるじゃないですか。そういうモノも表現したいと思っていて、必ずしも激しい音楽が好きではない人にも訴えかけることができたのかなという思いはありましたね。

-アルバム1枚の中でメタルコア・テイストの曲やバラードやミドル・テンポの曲など、幅広いサウンドが散漫になることなく、P.T.P.サウンドとして提示出来るというところを証明できた作品だと感じました。

T:『Drop of INK』を出す時には既に「Home」とかはあったんです。でも、カードの切り方じゃないけど、最初は激しい曲をリリースして、まずはコア層に向けてガツンと打ち出したいというのがあったんです。それで「Home」などはEPではなくアルバムに入れようかって話になったんです。人によっては「Black sheep」のイメージがすごく強いかもしれないですけど、俺が最初にP.T.P.の印象ってこういう感じなのかなって思った曲は「From here to somewhere」だったんですよね。で、「Home」はKが帰ってきてメンバーで久々に音を合わせようってなった時に、PABLOが急に弾き始めてそのままできた曲なんですよ。帰ってきて既存の曲を練習するんじゃなくていきなり新しい曲ができるってすげぇなと思いましたね。で、PABLOに「Another day comes」を聴かされた時も“これだ!”って思いましたね。PABLOが持ってるコード感と、Kの歌の合体っていうか。

K:初めてのファックですね。