DISC REVIEW
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『Pretty. Odd.』リリースから3年、RyanとJonの脱退を乗り越えついに新作リリースへと漕ぎ着けたPANIC! AT THE DISCO("!(ビックリ・マーク)"も復活)。今作のプロデュースを手掛けているのはJohn FeldmannとButch Walkerという豪華2人体勢。まず一聴して感じることは前作のアコースティックな懐古主義的な音楽性は引っ込み、アッパーでダンサブル且つエレクトロな初期のパニック・サウンドが復活している。さらに前作で身に付けたオペラティックで大仰な展開やメロディは今作でさらに花開き、まるでアルバム一枚通してドラマティックなミュージカルを見ているような気分にさせてくれる。Track.1~6の展開はまさに絶妙。聴き手に息を付かせぬとはまさにこのことだろう。 ムラオカ