CAVALERA CONSPIRACY サマーソニック09ライブレポート

「ヘヴィ・ミュージック・ミーツ・トライバル・ミュージック」との信念のもと、唯一無二のスタイルを築き上げた孤高のカリスマ、Cavarela兄弟率いるCAVALERA CONSPIRACY。複雑に入り組んだ事情により、長い間疎遠となっていたCavarela兄弟が急接近、そしてヘヴィ・ミュージック・シーンへの衝撃となった新プロジェクトの結成、そして奇跡とも言える初来日である。

CAVALERA CONSPIRACY サマーソニック09ライブレポートライヴではお馴染みの「Intro」に合わせて、一人、また一人とその姿を現すたびに、歓声が上がり、フロアのヴォルテージも爆発寸前にまで上昇。「Inflikted」がたたみこまれる。生Max、Igorはすげぇ・・・、そう思ったのは私だけではないはず。怒号のような歌声、そして、痺れるほどバッキバキに届けられるスネアとバスドラ。会場全体の空気ががらりと一変し、完全に彼らの独壇場に。続いて、「Sanctuary」、「Terrorize」とアルバム順に披露される。基本MCは短めで「俺たちについてこい」的な勢いだったのだが、Maxのキッズの反応に時折見せる笑顔がとってもかわゆす。「Refuse/Resist」、「Doom of All Fires」、「Hex」、「Hearts of Darkness」と、SEPULTURA時代の楽曲も織り交ぜられるなど、飽きさせないメリハリの効いた楽曲にキッズは終始、発狂乱舞。

CAVALERA CONSPIRACY サマーソニック09ライブレポート「Must Kill」が演奏された後、無言で全員がフロアを後にし始める・・。「え?もう終わり??」的などよめきが巻き起こる。アンコールを催促する手拍子に合わせて再登場したとたんに、まさかまさかの「Roots Bloody Roots」!!ヘヴィ・ミュージック・シーンの大名曲にフロアも昇天!!歴史的な名曲も聴けたこともあり、大満足なステージであった。

吉野 将志


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