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INTERVIEW

SHIMA

2017.05.02UPDATE

2017年05月号掲載

SHIMA

メンバー:EGACCHO(Vo) 明生(Dr/Cho) SHINYA SYODA(Ba/Vo) YUSUKE HIKIDA(Gt/Vo)

インタビュアー:荒金 良介

北九州発の4人組、SHIMAの3rdミニ・アルバム『MORE!!MORE!!MORE!!MORE!!』は、フルスロットルで駆け抜ける猛烈濃厚な楽曲がずらり揃った。そう、表題どおりに"もっとくれ!!"という聴き手の期待に応えるように、あるいは曲を知らない人でもいきなりモッシュ&ダイブの渦中に引きずり込むタフでパワフルな音像が凝縮されている。エネルギッシュではあるのだが、一本調子で終わらないEGACCHOワールド全開の歌詞も最高!! "犬かわいいぜ!"(「DOGGYMAN」)という叫びと、ライヴで身体がじっとしていられないアプローチをふんだんに盛り込んだ今作について、メンバー全員に話を訊いた。

-前作『WRAINBOW』(2016年リリースの1stフル・アルバム)収録の「FUSUMA」のMVはあまりにも衝撃的でした。ロバート秋山(竜次)さんはもちろん、レーベル社長まで引きずり出して......。

HIKIDA:はははは(笑)、あの人はスター性がありますからね。

-あのMVの反響はいかがでした?

EGACCHO:いろんな人に"観ましたよ"と言われましたね。"友達なんですか?"と聞かれたりして(笑)。

HIKIDA:"なんで、秋山さんが出てるの!?"という反応が多くて。いや、出てもらったんよって。

EGACCHO:僕らの中ではちゃんとストーリーがあるんですよ。2ndミニ・アルバム『SHIMA ADDICTION』(2015年リリース)をリリースしたタイミングで、僕がラジオをさせてもらってた時期があるんですけど、その番組の中に"ロードトゥロバート"というコーナーがあって、同じ北九州出身なので、リスナーから情報をいただいて、ロバート秋山さんに近づいていこうと。そしたら、リスナーの方から1通も連絡が来ず......。

-そうでしたか。

EGACCHO:待っててもしょうがないので、秋山さんのご実家、お父さんがやられている船上レストランが門司港にあるんですよ。そこにラジオのディレクターと一緒にロケに行ったり、秋山さんとレーベル社長の顔が似ているので、"MVに出てもらえませんか?"という話をして。さらに出版でお世話になってる方が秋山さんのマネージャーと知り合いで、MVの話をしたら、"全然出るよ!"という返事をもらったんです。まぁ、いろんな業界から反響はありましたね。観たらみんな"オッ!"と言ってくれますから。音楽好きじゃない人にも届いたのかなと。


"ヤベー!" って、タガが外れるくらいの光景を作りたい


-えぇ。そして、今作はミニ・アルバムになりますが、前作は過去曲と新曲を交ぜた形でしたよね。今作はまっさらな新曲を?

HIKIDA:そうですね。今回はそれこそウチの社長から"もっとお客さんがノれたり、ライヴ映えする曲が欲しい"と言われて。なので、今回はライヴでドカーン! となれる曲を作ろうと。それこそ今回のアルバム名にも繋がるけど、"もっと! もっと!"とよく言われていたんですね。EGACCHOからもお客さんがグッと来るような、ビートの強い曲が欲しいという要望をもらって。だから、僕の中で"もっと!"という言葉がテーマにあったんですよ。以前は鼻歌で曲を作っていたけど、今回からGarageBandというアプリを使ったんです。それで録ってから構成を練り直すという。それは自分の中では新境地でした。

-EGACCHOさんは曲の要望を?

EGACCHO:そこまで注文した記憶はないんですけどね、はははは(笑)。

HIKIDA:「STORY」(『SHIMA ADDICTION』収録曲)という曲は始まった瞬間にお客さんがワーッ! となるんですけど、そういう曲が欲しいなと。「FUSUMA」は壮大な曲なので、モッシュ&ダイブというより聴き入る感じですからね。

SHINYA:個人的にはコーラス・ワークというか、ここに"イェイ!"というパートがあったら、お客さんも声を出しやすいんじゃないかとか、いろいろ考えました。

明生:いままでの中で一番ポップに仕上がったんじゃないですかね。強い曲調も多いけど、聴きやすさはあるから。ライヴでワチャワチャできる曲が揃ったなと。

-SHIMAのライヴはお客さんとの一体感がすごくあると思うんですが。

EGACCHO:初めて観るお客さんが楽しめるライヴ! という意味では、全国のバンドの中でもかなり上位に入るはず! と自負しております。"ヤベー!"って、タガが外れるくらいの光景を作りたくて。

-瞬間沸騰できる曲調を求めて?

HIKIDA:そうですね。大好きなHi-STANDARD、THUMBの作品を聴いた瞬間に、"ウワーッ!"て奇声を上げてましたからね。

明生:あぁ~、それわかるわぁ。俺はCAPTAIN HEDGE HOGとかがそうやったもん。

HIKIDA:チャリで帰りながら、"早く家で聴きたい!"って。僕が愛してやまない90'sバンドはそれがありましたからね。もともとキッズだったので、あのときの感情をぶち込めました。初期衝動に加えて、新しい要素も入れられたから。