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INTERVIEW

DIR EN GREY

2014.01.09UPDATE

2014年01月号掲載

DIR EN GREY

Member:Shinya (Dr)

Interviewer:KAORU

-2013年は『THE UNRAVELING』のリリース、日本ツアー、海外ツアー、Ozzfest Japanへの参加、そしてシングル制作等、多忙だったと思いますが、振り返ってみていかがでしたか?

今思うとあっという間でしたね。

-海外ツアーの模様は、ヴォリュームたっぷりのDVD『TOUR12-13 IN SITU-TABULA RASA』に収録されていますね。相変わらず演出面も日本とは違いますし、Download Festivalではモニタートラブルで曲を削らなければならなかったりと......大変なことも多かったと思います。Shinyaさんは未だに海外に行くと慣れないと感じることもありますか?

海外に慣れないとかそういうのはないですね。トラブルもあって当たり前ですし。食事はダメですけど、そこはまぁ我慢しています。

-今年2月にはオーストラリア・ツアーも控えていますが、どのようなモチベーションで臨みますか?

オーストラリアは初めてですが、今までの経験を踏まえてシンプルにいこうと思っています。

-海外に行く度にファン・ベースの広がりを感じますか?また、ファンと触れる機会はありますか?

広がっているのかは自分ではわからないですけど、ベースはあるなと感じます。ファンと触れる機会は多いです。ミート・アンド・グリードがあったり、写真を撮って握手したり。そういうのは新鮮ですね。

-"TOUR2013 GHOUL"の北米ツアーの内容はいかがでしたか?

今回は日本に近い感じの映像を入れました。反応も良かったですよ。

-会場によって音の響きが全然違うと思いますが、ドラムのサウンド・チェックはどうやってますか?外音の響きによってチューニングを変えたりもするのでしょうか?

基本的に全部ローディーが叩いて外音をチェックしています。チューニングはあまり変えないですね。

-ちなみに、観光などはしましたか?印象に残った場所があったら教えてください。

今回のツアーはわりと観光しました。印象的だったのはカナダのナイアガラの滝ですね。アメリカ側から見たことはあったんですけど、カナダ側からは初めて見て。ちょっと遠かったんですけど、ライヴ前に、観光バスで2時間くらいかけて行きました。滞在時間30分でしたが。

-え!たった30分ですか?

チケット売りの人に信じられないとびっくりされました(笑)。あとは、シカゴのウィリス・タワー。アメリカで2番目に高いタワーなんですけど。そこの展望台に、写真を撮りたいがためだけに行ってきました。全面ガラス張りで3Dみたいなんですよ。上に行くまでに1時間弱かかって、上に着いてからも結構並んでいました。今後の海外ツアーでは観光もしていこうかなと思います。

-それでは、もうすぐリリースされるシングル『SUSTAIN THE UNTRUTH』について伺います。個人的な感想は、へヴィなのは変わらないのですが、やはり今までのどのシングルとも違いますよね。サビが物凄く印象に残って、とても生々しい曲だと思いました。Shinyaさんにとってはどのようなことを意識しましたか?

ストレートにグルーヴを意識した感じの曲になっています。

-今年の夏に制作に入ったということですが、この曲が最初に送られてきた時の印象と、完成した時の印象は違いましたか?

最初に送られてきた段階の印象を全然覚えてないんですよね。同時に5~6曲作っていたので。

-同時に5~6曲作っていたということは既に次の作品の制作をしているのですね。「SUSTAIN THE UNTRUTH」は、次の作品の代表曲になるような感じなのでしょうか?

そうです。

-楽しみですね。どんな作品になりそうですか?

今までとは全然違う、新たな感じになると思います。

-DIR EN GREYの基本的な制作スタイルはデータのやり取りだそうですが、今作でもやり方は同じでしたか?

アレンジ段階ではデータのやり取りだったんですけど、今回はレコーディング前にメンバー全員でスタジオに入って音を合わせました。

-5人でレコーディング前にスタジオに入るのは珍しいことなのですか?

10年ぶりくらいですね。とても新鮮でしたし、今後の肝になってくるやり方だと思います。