INTERVIEW
DIR EN GREY
2014.01.09UPDATE
2014年01月号掲載
Member:Shinya (Dr)
Interviewer:KAORU
-ドラムのフレーズを付けるにあたって意識したことは?
これはもう自然に......シンプルに出来た感じですね。
-『輪郭』をリリースする前に、ドラムを基礎からやり直したそうですが、その手応えは今作に生かされていますか?
いやぁ、まだですね。あと1年はかかると思います。
-「流転の塔」のアコースティック・ヴァージョンも収録されていますね。原曲は展開が複雑な曲ですが、スパニッシュっぽいアレンジになっていて驚きました。
そうですね。凄くいい出来になったと思います。
-今後のライヴでアコースティック・ヴァージョンが聴ける機会はあるのでしょうか?
なきにしもあらず(笑)。
-全編録り直したそうですが、Shinyaさんはどういう楽器を使ったのですか?
ジャンベという楽器を使っています。
-初めて使ったのですか?録り終えるまでにどの位の期間を要しましたか?
初めて触ったので、試行錯誤しながらやった感じです。ジャンベが来たのが録音の3日前だったので、その3日間で。
-今でもジャンベを使っていますか?
使ってないです。ジャンベ自体にはそんなに興味はないです(笑)。
-さて、3月には"DUM SPIRO SPERO"の武道館2DAYSがありますね。やはり2夜違う構成になりますか?
その予定です。まぁ正直、 新しい作品も作っていますし、『DUM SPIRO SPERO』は自分にとって過去のものになってはいますけど、新しいDIR EN GREYを見せつつ、過去の集大成になるような感じですかね。
-"UROBOROS"の武道館以来ですか?
そうですね、4年ぶりです。
-私は"UROBOROS"の武道館2DAYSの2日目には行ったのですが、DVDも観て、これは2日共行くべきだったなと思ったので、今回は2日間楽しもうと思います。因みにスタジオでのリハでは、メンバーから、原曲とは違うけど、ライヴにあたってはこうして欲しいなどというリクエストもあったりするのですか?
まあ、多少はありますね。フレーズが複雑なので、少しシンプルにしてくれとか。
-Shinyaさんのドラムは本当にトリッキーなフレーズが多いですよね。
今まではそうだったと思いますけど、これからは違いますね。
-シンプルにするのですか?
そうですね。フェスとかをやっていても思うんですけど、初めて聴く人にとっては、トリッキーなフレーズだといまいち曲が伝わりにくかったりすると思うんですよ。そういうのもあって、シンプルにしようかなと。
-トリッキーなフレーズはShinyaさんの大きな個性じゃないですか。それはバランスを考えて残していきつつという感じですか?
今のところ、その予定はないです。もう10年ぐらいそういうことをやってきたので、そろそろ次のサイクルに入る頃かなと思っています。