
-ニュー・アルバム『Panty Raid』発売おめでとうございます。カヴァー曲だけのアルバムですが、周りの反応はいかがですか?
Ali(以下A):ありがとう!なかなか評判は良いよ。ライヴにもたくさんお客さんが入ってくれて凄く嬉しいよ。今回足を運んでくれた日本のファンのみんなにも感謝したいよ。
-前作のリリースからわずか1年ほどしか経っていませんが、今回のアルバムの制作にはいつから取り掛かって、どのくらいの時間がかかったのですか?
Greg(以下G):20分くらいかな(笑)
A:飛行機の移動時間内で、できるくらいかなり短間でできたよ(笑)今回GREEN DAYのサポート・ギタリストも務めるJason Whiteがプロデューサーでついてくれていて、彼の家でレコーディングをしたんだ。オリジナルの楽曲じゃなくカヴァーだから曲作りはしなくても良いじゃん?だからそんなに時間を掛けずにできたんだよ。
-カヴァー曲だけのアルバムにした理由・きっかけは何だったんですか?
A:しばらく前からこういうカヴァー・アルバムをやりたいねっていう意見はあったんだよ。だけどせっかくやるんだったら他の人がやっていないオリジナリティー溢れるものを作りたいと思ったんだ。そこでMatty(Vo&Gt)が、収録されている曲すべてが女性アーティストの作品のカヴァーだったら面白いんじゃないかっていうアイディアを出してきたんだ。さらにジャンルの幅も広げて、色々なアーティストをピックアップしようと思ったんだ。実際に俺たちもこの企画がうまくいくかは分からなかった、でもスタジオに入って録音したものを聴いてみたら良いじゃん!ってことになって(笑)
-このアルバム・タイトル『Panty Raid』の由来はなんだったんですか?
A:それはMattyが子供の頃に大好きだった映画・・・
G:(Aliが話すのを遮って)奴は今でも十分子供だけどな(笑)
A:そうだな(笑)Mattyが好きな映画にイケてない主人公が努力をして自分をバカにしてきた連中を見返すっていう青春映画があるんだ。その映画の中で男の子たちが女子寮にパンティーを盗みに入るっているシーンがあって、それを“Panty Raid”っていうんだ。今回は女性のアーティストのカヴァー・アルバムだからこのタイトルがピッタリだと思ったんだ。
-レコーディングでのおもしろいハプニングや記憶に残るエピソードがあったら教えてください。
A:今回のアルバムは初めてなんだけど、みんなあまり集まらずに作ったんだ。Gregにいたってはスタジオにも行かず自分の家でギターを録音して、それをメールで送るという方法をとったんだ。だからあまり面白いことは起こらなかったな(笑)1つエピソードを挙げるとするなら、Jasonのスタジオの近くにめちゃくちゃ美味しいブリトー屋があって、Jasonはそこの常連でフリーパスまでもっているんだ。だからスタジオに行くと、もれなくめちゃ美味しいブリトーがついて来るんだ。
-カヴァーをするにしても、様々なチョイスがあったと思いますが、なぜ女性シンガーだけの曲をカヴァーすることにしたのですか?やはり女の子が好きだからですか?(笑)また、幅広いジャンルの楽曲のカヴァーをされていますが、それはなぜですか?
A:それはMattyが女好きだから(笑)
-ファンのみんなもそうだと思いますが、Avril Lavigneの「Girlfriend」のカヴァーが大好きです。PVも拝見しましたが、本物さながらのクオリティーに驚きました(笑)ZEBRAHEADらしさが満載で、観ていてとても楽しかったです。これは誰がやろうと言い出したんですか?また、女装をされた気分はいかがでしたか?
A:女装はめちゃくちゃ違和感があったよ!どうやったら毎日女の子はあんなもの着れるのかって思ったね!
G:Avril Lavigneの「Girlfriend」とまったく同じロケーションで撮ったんだぜ!しかもあのスタジオは『KARATE KID』も撮影したことがあるところなんだ。Avril LavigneのPVとどっちが本物か分からなくなるくらいパーフェクトに撮れているだろう?
A:ブラジャーが一番違和感があったな。やっぱりパーフェクトを目指すならブラジャーは必須だろ?(笑)
-Avril Lavigneからクレームが入ったと聞いたのですが?
A:否定はしないよ。でも、まぁ良いんじゃないの?(笑)
G:他の奴に愚痴ったりするくらいなら、連絡先を知ってるんだから直接言って欲しかったな。
-ライヴの話に移りますが、Mattyの「Playmate Of The Year」がすごく良かったです!古い曲も新しい曲も織り交ぜたセット・リストにキッズも大満足だったと思います。また、予想外の巨大Avrilや、ゴリラ、チキン、サンタの登場に会場はとても沸いて大盛り上がりでしたね(笑)1分1秒も飽きないライヴでした。セット・リストやライヴの演出はいつもメンバー全員で決めるんですか?
A:そうだよ。どこまでバカになれるかを常にみんなで考えていて、それをライヴに生かしているんだよ。
G:あのAvrilは確かにちょっと体重が増えた感じだったよね。禁煙したんじゃないかな?ほら、禁煙すると太りやすいじゃん?(笑)
-ZEBRAHEADはPUNKなのはもちろん、Aliが歌うAメロBメロはHIP-HOP調で、間奏はスカっぽかったり、Gregのギターのリフはメタルリックでもあり、ミクスチャーバンドと言えると思いますが、みなさんの音楽のルーツはバラバラなのですか?影響されてきた音楽のジャンルやアーティストを教えてください。
G:俺は80年代のメタルを聴いて育ったんだ。だからIRON MAIDEN、METALLICA、VAN HALENなんかがめちゃくちゃ好きだったんだよ。でも父親がTHE BEATLES、LED ZEPPELIN、Jimi Hendrixが好きで家で流していたから、子供の頃から聞いていて影響もすごく強いんだ。で、年をとって最近はJAZZなんかも結構好きなんだよ。でも音楽が好きだから何でも色々聴くよ。
A:昔はRAPを良く聴いていたよ。攻撃的な歌い方、表現っていうのが病み付きだったね。それから少し経って来るとDOKKEN、METALLICAあたりが好きになって、RAGE AGAINST THE MACHINEが出て来た時に、まったく違うジャンルを融合させたスタイルに凄く影響を受けたね。で、ZEBRAHEADを始めたときに自分もPOPなヴォーカルと攻撃的なRAPも織り交ぜたいと思ったんだよね。
-ZEBRAHEADはSUMMER SONICによく出演して、日本の夏フェスを盛り上げていますね!夏フェスでは開放的なバンドの風潮と夏の開放的な感じがとてもマッチしていると感じました。SUMMER SONICなどの大規模な夏フェスでのライヴと、先日のようなキャパシティが2000人ほどのライヴハウスでのライヴのどちらが好きですか?
G:両方好きだよ。千葉マリンスタジアムや、幕張メッセ、みたいに自分たちだけじゃ絶対にライヴが出来ないような場所で、THE BEATLESやGREEN DAYになったような気持ちになれるというのは本当に凄く好きだよ。でもやっぱりクラブというか小規模の会場でオーディエンスがステージ・ダイヴしたり出来るのもやっぱり好きだしな。小さくなればなるほどみんなが近くて、自分が高校生の頃に行ってたライヴ・ハウスなんかを思い出すよね。サウンドにしても、たぶんクラブの方が凄く良いんだと思うんだけど、でもそれと同時にフェスのとてつもなく巨大な会場ならではの雰囲気っていうのも凄く好きだよ。
A:俺もGregと同意見かな。あとフェスだと他にもたくさんのバンドのライヴを観れるじゃん?それが醍醐味だよな。
G:あとはフェスだとバカみたいにデカいスピーカーシステムがあって、そこでバカデカく自分のギターが弾けるっていうのが最高なんだよな。
-日本では最近、元ALLiSTERのScott Murphyが日本の曲をパンク風にカヴァーしたアルバムがすごく人気で売れています。また、先日のライヴでもMXPXがTHE BLUE HEARTSの「リンダリンダ」を日本語でパンク・カヴァーしていましたね。日本語のパンク・カヴァーはいつかされないんですか?もしZEBRAHEADがしたら、とてもおもしろくカッコイイものに仕上がりそうで個人的にちょっと気になりました。
G:っていうかScott Murphyは日本に住んでるよな(笑)
A:よし!じゃあ俺たちも日本の曲をカヴァーしようか!
G:ぶっちゃけどんな曲をカヴァーしたらいいと思う?
-SMAPとかどうですか?(笑)
G:日本のアイドル・グループで知っているのは、えーと、ARASHIは知ってるんだよね。
A:よし、じゃあそいつらにしよう(笑)
-(笑)日本の女の子はお好きですか?アメリカの女の子と日本の女の子の最も違う点ってどこですか?
G:俺は日本の女の子の方が可愛いと思うぜ。
A:日本の女の子の方がアメリカの女の子よりも話し掛けやすいよね。だってアメリカの女の子はお高くとまってるんだよね。
G:南カルフォルニアの女の子は特に髪の毛を金色に染めて、とにかく日焼けサロンにすごく通って、化粧も濃くて、声を掛けても“アンタどこの車に乗ってるの?”みたいな感じの子が多いんだよね。文化の違いもあるとは思うんだけど、日本の女の子の方が断然話し掛けやすいよね。
-オリジナル・アルバムを凄く聴きたいのですが、新作リリースの予定はないんですか?
G:新作は俺も聴きたいよ(笑)
A:なるはやで新作を作って、戻ってくるぜ!おっと、その前にPUNK SPRINGで会おうぜ!
-インタビューありがとうございました。
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