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FLY★81 | 激ロック インタビュー

FLY★81:Akila(Vo.&Gt.)/883(Bass)

インタビュアー : YAMO

FLY★81

-まずは4年ぶりのニューアルバム発売おめでとうございます!簡単な自己紹介とバンド結成の経緯をお願いします。

AKILA(以下A):有難うございます。ボーカルとギターをやってます、AKILAです。

883:ベースの髭です(笑)883(ハヤサン)と申します。

A:結成は2002年くらいなのですが、経緯は前にやっていたバンドの延長上って感じなのです。構想はずっとあったのですが、かっちりした活動を始めたのは02年くらいですね。

-昨年5月のカリフォルニアでのレコーディングから、約1年かけてのリリースになりますが、今の気持ちを教えてください。

883:やっと発売が近づいて、寝かせていた分の喜びも増幅してます。早くみんなに聴いてもらいたいですね。

A:ファーストアルバムを出してからの4年分の思いがいっぱい詰まっていて一言では表現できないですね。今は正直に嬉しいです。

-前作「Make You Smile」、そして新作「Peace On Earth」を通して、「愛、平和、自然、繋がり」をテーマにとてもメッセージ性の強い曲を生み出していますが、バンドのテーマとしてこの4つを軸に置いた理由を教えてください。

A:テーマはいつも後付けで、愛を歌おうかとか平和を歌おうかという風に始めたのではないんですね。バンドをやり始めたのは音楽をやりたいっていう初期衝動で始めて、実際に蓋を開けてみれば今言ってくれたようなテーマがあったんです。883とは小学校4年生からずっと幼馴染だから新しく創り出すというのではなく元々自分たちの中にあったものを表現していると言った方が正解かもしれないですね。これからもCDを出してみんなに届けて行きたいですし、自分たちが思ったことは恥ずかしがらず、正直に表現していきたいと思ってます。

-新作から2曲聴きましたが、まず昨年8月1日(Fly☆81の日!?)にiTunesでリリースされた「Big Wave」、こちらはとてもハッピーなパーティーチューンに仕上がっていますね。やはり、地元・湘南や沢山の仲間達を想って作った曲なのでしょうか?

A:「Big Wave」は実は883の家で創ったんですよ。というのもこの曲は883のベースのフレーズからできた曲なんです。883からフレーズを貰って、そのフレーズから「やるときゃやるよBIG WAVE」っていうサビができて、っていう感じで進んでいったのですが、たぶんあの時の僕には現実の大きな波が来ていたんでしょうね(笑) 今になって考えるとサビの歌詞はどちらかというと自分に言い聞かせていたと思います。でも曲が形になってみるとこれは誰にでも当てはまる歌詞じゃないか?と思ったんですよ。誰にでも人生に波が来るじゃないですか?その時にしっかりとメイク(スケボーやサーフィン用語で技を成功させるという意味)出来るかどうかが一番大事だから、この表現が僕ららしいかなと思っています。

-この「Big Wave」は、昨年8月1日にiTunesでリリースされていた曲ですが、Fly☆81の日だから8月1日だったのですか?

A:本当はその日に向けてアルバムを創っていたのですが(笑)8月1日には何か行動を起こしたくて、以前から注目していたiTunesで曲を配信することを決めました。夏といえば「Big Wave」じゃん?ということで。

-では今年も8月1日は何か期待してもいいのでしょうか?

A:何かしらやろうと思っているので、楽しみにしててください!

-アルバムタイトルにもなっている「Peace On Earth」は、自然を想い、今の時代に生きる人が皆考えなければならないテーマを歌っていますね。自然を搾取し続ける人達に対して「怒り」という感情をぶつけるのではなく、とてもピースフルで温かいメロディに仕上がっていますね。やはり、これが「Fly☆81スタイル」なのでしょうか?

A:僕らは歌で人を気持ちよくしたいんですよ。でもそういう自然の搾取というテーマはメッセージを発信する僕たちも問われる立場にあるじゃないですか。だから人間に対しての怒りっていうのは歌えないなと思っていて、そういった理由で自然と温かいメロディーになっていったんだと思います。問題を100%解決することはできないけど、歌い続けることによって自分が自然を搾取し続ける人間とは違う人間になろうという努力はできると思うので、そういう気持ちは常に持っています。

-アルバムのジャケットにも強烈なメッセージが込められていますよね。ジャケット制作においてこだわった所などあれば教えてください。

883:まずはやっぱり温かさを伝えたいという思いが一番にありました。I-PATHというシューズのブランドにサポートをしてもらっているのですが、そのI-PATHの絵描きさんがすごく自然に訴えかける絵を描く人で、温かさを伝えるためにはこの人に描いてもらうしかないなと思ってお願いしました。

A:ジャケットって一番最初に目に入る、発信されるものじゃないですか。だから今回は温かさを伝えるためにすごく頑張りました。すごい人に描いてもらえるということいあったし、気持ちを最大限表現させるために紙ジャケにして、僕たちの想いをいっぱい詰め込んでいるんでみんなに部屋で飾ってもらって、気に入ってもらいたいですね。

-メインソングライターのAkilaさんは、作曲の際アコースティック・ギターで行うとblog等で仰っていますが、やはりそれも温かいメロディを生み出すには重要な要素なのでしょうか?

A:最近はそう思いますね。アコースティックギターで弾いて良いなと思えない曲はどんなにアレンジしても良くならないだろうと思っているんですよ。だから最近ははじめにアコギで曲を創るようにしています。ただ今回リリースされるアルバムは4年間の楽曲が詰まっているので過去にエレキギターでがっつり創った曲も含まれています。

-AKILAさんは、ギターの他にもベースを弾いていますが(NO END WHY時代とENGRAVEやStart From Scratchでのサポートとして)、最初に楽器を始めようと思った理由と、ギターとベースそれぞれの魅力を教えてください。

A:親と兄貴がギターをやっていたので、家にギターはすごくたくさんあったんです。その影響もあり、はじめに手に取ったのはギターでした。で、初めて自分で楽器を買おうと思った時に家にギターはたくさんあるからベースを弾いてみたいと思って、ベースを買いました。NO END WHYをやっていた時はベーシストをやっていたのでベースシストな僕も自分の中にはいるのですが、ずっと歌が歌いたくて歌のためにベースは883に任せてギターを弾きながらFLY☆81で歌っているという感じです(笑)

-883さん、ROA(Rock Of Ages)のHPにアップされている情報では、「こんな高いものを(Akilaさんが)簡単にプレゼントしてくれたのが 883 の bass にはまるきっかけだった。」とのことですが、ベースはそれより前から弾いていたんでしょうか?また、ベースを始めたきっかけを教えてください。

883:AKILAと出会ったのもサッカーがきっかけだったのですが、そのサッカーを20歳すぎまでやっていてそれまで楽器もなにも触ったことが無かったのにAKILAがベースが居なくなったからうちのバンドでベースを弾いてくれない?って誘ってくれたのがきっかけです。そしてもうデビューしているバンドに初心者の僕が加入することになりました(笑)

A:883はずっとツアーにもスタッフとして同行してもらったりしていたので誰よりもFLY☆81のことをわかっていて、経験云々ではなく一番適任だと思ったんですよ。周りのスタッフにも883に加入してもらうことを伝えたら二つ返事で了解してくれました(笑)

883:すごく高価なベースを貰って、これは頑張らないといけないなと・・・で気付いたら音楽の道に入ってました。

A:本当に883の成長ぶりはすごいですよ。次回作のアルバムでも883のベースが炸裂していますよ、楽しみにしててください。

-SCHECTERとエンドース契約をするようになった経緯を教えてください。

A:ENGRAVEがSCHECTERさんのサポートを受けていて、そのバンドに僕が在籍していたのが出会いですね。そこからお話させてもらったらすごく波長があってエンドースしてもらったり、一緒にSCHECTERさんのカタログを作ったりと協力させてもらっています。
883:今年はアルバムにコメントも貰っているんですよ。

A:今作をアメリカでレコーディングするってなった時に883用にベースを用意してくださってそれをずっと使わせてもらっているんです。883の出したいと思っている音と非常にマッチしていて、パワフルでローがすごく出て、聴いているこっちが気持ちよくなるくらいなんですよ。

-お二人にとって、SCHECTERの魅力とはズバリどういうところでしょうか?

A:僕はバンドもブランドも目に見えるものじゃなくてその向こう側を垣間見たくなるんです。誰がどんな表現方法でやっているのかっていうことを知りたくて気になるんです。こんなアンダーグラウンドなシーンで活動しているバンドにもしっかりとサポートについてくれて音に対しての疑問にも全力で答えてくれるブランド、それがSCHECTERなんですね。だからSCHECTERの最大の魅力はそういうスタイルだと僕は思います。

883:演奏だけじゃなく、そのバンドのやさしさだったり、温かさだったりをすごく理解してくれて、バンドがやりたいとおもっていることにすごく賛同してくれて、一緒にドンドン大きくなっていける存在なんですね。だからSCHECTERのベースは他のどんなベースよりも温かい音が出ちゃうんじゃないかって思ってしまいます(笑)

A:俺もそう思う(笑)物にもやっぱりバイブスってあると思うから、そういう気持ちって大事ですよね。

-Akilaさん、Fly☆81では常にセミアコタイプのギターを弾いているイメージがありますが、このタイプのギターに行き着いた理由を教えてください。

A:883さんのベースを基準にしてできる曲が多いから、結構クリーントーンで弾くことが多いんですね。で、俺が持っているKOCHというアンプとセミアコとのマッチングが一番良いのが最大の理由なんです。あと、一度セミアコタイプのギターを使ってしまうとそのサイズに慣れてしまって、普通サイズのギターが似合わなくなってしまうんですよね(笑)

-883さんのベースは、とても温かい感じのするボディですよね。あえて木の素材を生かした見た目は、883さんの自然を愛する気持ちの現れでしょうか?

883:本当に僕のために作られたんじゃないかっていうくらいマッチしていて、今では欠かせない存在です。いろいろなタイプのベースを見せてもらったんですが、SCHECTERさんがこのベースがいいんじゃないかって選んでくれました。

-プロを目指している、ギターキッズ&ベースキッズにアドバイがあればお願いします。

883:ブログやライブで僕がベースを弾いているところを見てくれて883と同じベースを買いましたっていって写真を送ってきてくれたりとかそういうすごくうれしい出来事があったんですが、本当にみんなに言いたいのはまずは実際に手に持ってもらいたい、触れてもらいたいということですね。あと、楽器を続けていく上で大切なのはベースのローの部分を感じることだと思います。赤ちゃんの鼓動のようにベースのローを感じることができればどんどん気持ち良くなって練習も楽しくなると思います。

A:その延長線上にあることなんですが、楽器を続けていくとどうしても練習が辛くなってくる時期が来ると思うんですよ。だけどその辛くなって時期をうまく乗り越えることができれば絶対に長続きすると思います。辛くなってきたらターニングポイントが来たんだと思って喜んでもいいくらいだと思いますよ。

883:さらにバンドには仲間が居て助け合えるから、絶対に頑張ってもらいたいと思ってます。

-現在、3rdアルバムに向けての曲作りも行っているという情報もありますが、LIVEの予定等、Fly☆81のこれからを教えてください。

A:現状は3曲出来上がっています。ライブの予定が入っているので少し曲作りはお休みするのですが、ライブが終わったらすぐに再開させようと思っています。最初はミニアルバムにしようと思っていたのですが、今は10曲以上作ってアルバムにしたいと思っているんです。アルバムの方が響きもいいですし(笑)今回出る作品っていうのは4年ぶりで厳密にいえば今現在の自分ではないので、この作品をリリースしてそのままの勢いでサードアルバムまで出したいなという思いがありますね。

883:僕たちは湘南ペースで本当にゆっくりとした生活を送っているので、サードはそうならないようにペースを上げて完成させなくちゃと思っています(笑)

-ツアーでのライブ本数とかは決まっているのですか?

A:『リリースしたらツアーを回ると思うなよ!』みたいな感じで俺たちはあまりツアーを回るバンドじゃなくて (笑)でもライブは大好きなんで7、8月に何本かやりたいなと思ってます。何ヶ所になるかは全然わからないですがそれをツアーと呼べるならそう呼んでしまおうかなと思っています。

-最後に、ニューアルバムと、そしてLIVEを楽しみにしているファンにメッセージをお願いします。

883:ニューアルバム、かなり時間が空いてしまったんですが、本当に柔らかい作品に仕上がっているのでレコード店に行ったらまずはジャケットを目指して、手にとって、そして聴いてください。

A:曲ももちろんしっかり聴いてもらいたいんですが、今回ライナーを自分で書いているのでそれをぜひ読んでもらいたいですね。みんなに伝えたいハードコアな内容を書いてあるのでCDを買って、手にとって、楽しんでください。

-ありがとうございました。


FLY★81 Peace on Earth

related site:

http://www.rockofagesrecords.com/bands/fly81/

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