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2023.01.23 17:30 | アーティストニュース
アルルカン、本日をもって堕門(Dr)を解雇
アルルカンが、本日をもって堕門(Dr)を解雇とすることを公式サイトにて発表した。
公式サイトに掲載された声明によると、堕門は昨年9月の失踪後、連絡を取れる状況にすることを本人と事務所及びバンド・メンバーで誓約したが、1月20日午前に"発熱により病院に行く"との連絡を最後に事務所やメンバーからの連絡に応じず、イベントも欠席することになったという。この事態を受けメンバーと協議した結果、本日をもって堕門を解雇としたとのこと。
なお、明日1月24日にGARDEN新木場FACTORYにて行われるライヴMVの撮影は予定通り実施され、以降のスケジュールも変更はないという。
また、メンバーからのコメントは以下のとおり。
どうして?って気持ちと喪失感が頭の中で散らかってる。
あいつを好きで居てくれている君が一番そうだと思うし、
なのにこんなことを伝えなければいけない状況が本当に申し訳なく思う。ごめんなさい。
約10年。背中を預けて、戦って。
互いに向き合いながら進んで来た。と俺は思っているけれど、
あいつが心の底で何を考えていたのかは結局最後まで分からなかった。
ただ、これがあいつの決めたことなら俺達が進む道は別々にあったってことなんだろう。
もう一度5人で始めると決めた9月からのツアー。
「決意を前に」あの瞬間、あの気持ちに嘘はなかったよ。
だから俺は止まらない。
どんな決断も今より前に進む為のモノだから。
今すぐには無理でも、いつか笑えるようにする。
全部糧にして音にして、アルルカンを続けていく。
立ち上がる為の音楽を。
―― 暁
あの一件からより一層しっかりと5人で進もうと心に誓い活動してきましたが、
再度この様な発表をする事になり応援してくれているファンのみんなに
本当に申し訳なく思います。悲しみや怒りを与えてしまってごめんなさい。
僕自身も彼を信じていました。言葉にならない。
裏切られた事から怒りを通り越して呆れに至っています。
だからと言って自分自身、バンドの歩みは変わらない。
それは目指すところがあるから。
この様なことがあったなら尚更、それ以上をやるだけです。
後ろを振り返ることが苦手なので上手くコメント出来ませんが
彼と過ごした時間はこの人生で素敵な出来事だったなとも思います。
そんな彼に着いてきて彼が残していってしまったファンもしっかり連れて
俺はこの先も全力で進みたいと思っています。
もちろんバンド自体やそれぞれのメンバーを応援しているファンのみんなも引き連れて。
彼の件で与えてしまったマイナスの感情を全てプラスに塗り替えます。
改めまして、アルルカンをよろしくお願いします。
2022.12.27日本武道館でアルルカン、メンバーが本当に好きだと再確認した事に
全力でこの人生を全うしようと思っています。
―― 來堵
発表にありました通り、本日付で堕門がアルルカンを脱退する事となりました。
まず一番に、応援して下さっているファンの皆様、並びに関係者の皆様へ、
不本意ですがこの様な形で発表となってしまった事、深く、深くお詫び申し上げます。
結成以来ずっとこのメンバーで、これからもずっとこのメンバーでいたいと思い
ここまでやってきましたが、どうやら叶いませんでした。
前回の事も有り、失った信頼を取り戻す為に活動を通して返していくと言った
彼の言葉を信じていた分の哀しみや色々な感情が溢れてどう言葉にして良いのか分かりませんが、
何よりこの発表を受けたファンの皆の気持ちを考えると物凄く心苦しい気持ちでいっぱいです。
ずっと心の内で「誰か一人でも欠けたらそれはアルルカンでは無い」と思っていた僕にとっても、
今回の件はアルルカンというバンドの存在自体を改めて問われる結果となってしまいました。
しかし実際そういう状況になって僕が改めて思った事は、
自分にとっても、メンバーにとっても、ファンの皆にとっても
大事なこの場所をここで止めてはいけないという気持ちでした。
この事をしっかり受け止めるまでに
ファンの皆も残されたメンバーも時間はかかると思う、
けど時間は待ってくれない。
そんな時だからこそ僕等が先頭に立って皆を導ける存在でないといけない、
それが応援してくれているファンの皆への責任だと僕は思います。
だからアルルカンをここで止める事なく、僕等は前を向いて進みます。
どうかご理解の程、宜しくお願い致します。
―― 奈緒
突然のことで飲み込み難い状況だけど、
昨年9月から彼の復帰を温かく受け入れて応援してくれた皆に
こんな報告をしなければならないことが悔しくて堪りません。本当にごめんなさい。
バンドを続けたいという素直な気持ちをもう一度信じると決めて
これまで以上に彼と向き合い寄り添うことに尽くそうとしてきたけど、
どうしてもその心を繋ぎ止めることができませんでした。
9周年ツアーファイナル豊洲PITのMCでもう絶対に心配させないと
皆に言ってしまった自分に不甲斐なさしかないです。
この5人じゃなきゃ意味がないとバンドの存在意義を疑い葛藤もしたけど
ここが限界だったのかもしれません。
でも皆と育んできた大切な居場所を否定することだけは絶対にしたくないから、
笑顔でまた逢えるようにこれが自分自身を大きく成長させるための
一つのキッカケだと信じて前に突き進んでいきます。
改めて今後ともアルルカンをどうか宜しくお願いします。
―― 祥平