SUM 41のフロントマンDeryck Whibley(Vo/Gt)がIggy Pop、Tommy Lee（MÖTLEY CRÜE）らに支えられアルコール依存症から回復したことを明かす。新たな楽曲も制作中！

SUM 41のフロントマン、Deryck Whibley(Vo/Gt)が自身の現在の様子について明らかにした。Deryckといえば、以前より酒の飲みすぎが原因で病院に運ばれ、ショッキングな姿を映した写真をブログで公開したことが話題になっていたが、現在ではアルコールとも距離を取り、新曲の制作に向かっていることが明かされた。カナダの公共放送局CBCの番組でのインタビュー映像も公開されており、今のDeryckの姿が収められている。

Sum 41's Deryck Whibley on his struggle with alcohol abuse

Deryckは、今年の初めには肝臓と腎臓がほぼ機能していなかったことと、ミュージシャン仲間のVELVET REVOLVER のDuff McKaganやGUNS N' ROSES のMatt Sorum、MOTLEY CRUEのドラマーTommy Lee、ロック界の伝説Iggy Popらから支援を受けていたことも明らかにした。

さらに"俺はもう冷静になった。飲み友達からの誘いも無くなり、彼らとの繋がりはもう一切無い。こんな地味な男を呼びたくないだろうね。でもそんな俺を誰が支持してくれたと思う？Iggy Popだよ。彼は多くのすばらしい助言をくれた。俺たちは何年もの間、友人なんだ。MOTLEY CRUEのTommy Leeも、人々が抱く期待と無理解に対処するアドバイスをしてくれた。"とも語り、完全に立ち直っていることを明らかにした。

アルコールの恐怖に襲われたこの経験を肝に銘じ、これ以上酒を飲むことは無いと語ったDeryck。彼は現在、新たな音楽制作に取り掛かっているという。

彼の元気な姿と共に、SUM 41の音楽をまた聴ける日を心待ちにしよう。