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INTERVIEW

ASTERISM

2018.08.20UPDATE

2018年08月号掲載

ASTERISM

Member:HAL-CA(Gt) MIYU(Ba) MIO(Dr)

Interviewer:荒金 良介

平均年齢16歳の3ピース・ヘヴィ・メタル・インスト・バンド、ASTERISMがついに1stフル・アルバム『IGNITION』をリリース! 『The Session Vol.1』、『The Session Vol.2』の前2作ではメタル系バンドを主軸にしたカバー曲中心だったものの、今作はTHE BEATLES、DIOのカバー2曲に止まり、計9曲のオリジナル・ソングで真っ向勝負している。しかも、「BLAZE」、「Warning」ではBootsy Collins、BUCKETHEADという世界的にも名の知れたトップクラスのプレイヤーを招き、見事な共作曲に仕上げている。音楽的にも海外のリスナーから大きなリアクションを得ているというASTERISM。新たなチャレンジを盛り込んだ今作について、メンバー3人に話を訊いた。


何かに対して一歩を踏み出す勇気を与えられる音楽になったらいい


-前作と今作の違いといえば、まずはみなさん学年がひとつ進みましたよね?

HAL-CA:はい、高校1年生になりました。

MIYU:無事に高校2年生になりました。

MIO:大学1年生です。

-環境も変わると、心境に変化もあります?

MIO:HAL-CAが高校生になったので、どんどん活動できるようになりました。

HAL-CA:ライヴの出演できる時間も少し長くなったので、それは大きいですね。

-夜のライヴもあまり時間を気にせずにできると。

HAL-CA:そうですね(笑)。

-それで今作は初のフル・アルバムで、オリジナル曲がメインですが、内容が良くて驚きました。

HAL-CA:ありがとうございます。よりASTERISMらしさを表現できたと思います。

MIYU:以前の作品(2017年リリースの1stアルバム『The Session Vol.1』、2018年1月リリースの2ndアルバム『The Session Vol.2』)と比べて、約10分の曲(「DAWN」)などで新しいASTERISMも見せられる、1stフル・アルバムらしい作品ができました。

MIO:今回は曲数も多いので、1曲1曲もそうですが、作品通してのストーリーを作りつつ、自分たちの気持ちも表現できました。早くみなさんに聴いてほしいですね。

-今作を作るうえでどんなことを考えました?

HAL-CA:ASTERISMのコンプセトに"バトル・ミュージック"という意味があるんですけど、聴いてくれる人が熱くなれるような、魂に火をつけられる作品にしたくて。そう思いながら曲作りを進めていきました。

-以前から"バトル・ミュージック"という言葉を掲げてましたが、さらにどういう部分を掘り下げようと?

HAL-CA:演奏でバトルするのはもちろん、聴いてくれた人が奮い立ってくれたり、何かに対して一歩を踏み出す勇気を与えられる音楽になったらいいなって。

MIO:バトルにもとづいた曲作りという意味では前2作よりも色濃く反映されてると思います。演奏もレベルアップしているし、気持ちの面でもバンド全員で前に出ようという気持ちが強くなったので。

MIYU:バンドとしても進化してるし、一体感も出てきたし、1曲1曲に気持ちがこもっていると思います。

HAL-CA:曲作りもちょっと進化したと思います。伝えたいことを踏まえて、曲の構成やストーリーを考えるようになったんですよ。

MIO:やっぱり歌詞がないので、どうしたら自分の気持ちが伝わるかなって。テーマを決めて演奏をしたら、より良くなるんじゃないかと。

-そうなると、フレーズも作りやすくなります?

MIYU:そうですね。「Light In The Darkness」のベース・ソロも闇の中の光という状況を考えて、ソロを作りましたからね。

-今作の目玉としては「BLAZE」、「Warning」でBootsy Collins(ex-THE J.B.'S/Ba)、BUCKETHEAD(ex-GUNS N' ROSES/Gt)という2名のビッグ・プレイヤーを迎えてますが、参加した経緯は?

HAL-CA:Bootsyさんが私たちの動画を見つけてくださって、それを自身のFacebookでシェアしてくれたのがきっかけです。(ASTERISMの)スタッフさんから今回の作品に参加をお願いしたところ、承諾していただきました。