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INTERVIEW

SPYAIR

2015.10.20UPDATE

2015年10月号掲載

SPYAIR

メンバー:IKE(Vo) UZ(Gt/Prog) MOMIKEN(Ba) KENTA(Dr)

インタビュアー:沖 さやこ

-SPYAIRは今年の夏、野外ワンマン・ライヴ"JUST LIKE THIS 2015"が大盛況だったことに加え、多数のフェスに参加しました。昨年末に復活ライヴ、今年の春に全国ツアーを開催と、ファンのみなさんには"ただいま"を言えたと思いますが、この夏フェス参加は広い音楽ファンに復活を報告できたのではないでしょうか。

KENTA:夏前くらいまでは"あれ? SPYAIRって解散したんじゃないの?"という声も少なくなかったんですよ。でもこの夏が終わって、だんだんそういう声を聞かなくなってきた気がするので、より広い層に"ただいま"ということを届けられたのかな、とは思いますね。

IKE:SPYAIRを知ってくれている人たちに"また音楽を始めます"と伝えることに、こんなに時間がかかることなんだなー......と感じました。

KENTA:(復活宣言をしてから)まるっと1年だもんね。

-そうですね。SPYAIRが"解散しません"と宣言したのは、昨年の7月でした。

IKE:今年に入ってCDも2枚リリースして、ライヴ活動をしているのにもかかわらず、それを広めるのに1年くらいかかる。

UZ:ネガティヴな情報が流れるのは、すげえ速いのに......(笑)。

一同:ほんとだよ(笑)!!

IKE:1日も経たないうちに広まったものを、1年かけて取り返しにいった感じ(苦笑)。

KENTA:まだ細部までは届いてないと思うけど、(音楽ファンなど)主要な人たちには届いたのかなって。やっと。

-それだけ音楽ファンがフェスに関心を強く持っているということでもありますね。それに加えて不特定多数の音楽ファンが実際にSPYAIRのライヴを観たことで、復活を強く印象づけられたのだと思います。とても大雑把な質問をしますが、SPYAIRにとってのフェスの魅力は?

IKE:フェスは観る側にも演る側にも最高の空間だと思います。(デビューする前の)出演できなかったころに"SUMMER SONIC"とかに行っていろんなバンドを知って、それに憧れて"あそこに立ちてえな"と思ったから音楽やってたわけだし。俺らが出させてもらえるようになって、本当に楽園だなと。音楽やってお酒飲んで騒いで。あと、普段全然関わり合うことがないバンドやお客さんと会えることもいい点かな。すべてが混ざってるカオスな空間だと思うから......そういうものに熱くなりますね。

UZ:やっぱりワンマンは長丁場だし、俺たちしかいないっていう責任感もあるから、その緊張感が楽しかったりするんです。でもフェスはその場のノリが大事かなと。昔は"フェスで俺たちの足跡を残してやる""ここにいる誰よりもいいライヴをやってやる"みたいな力みもあったんですけど、いろんなフェスを経験して"SPYAIRはフェスで意気込むのは向いてねーな、全力でこの空気を楽しもう"って思うようになったんですよ。楽しんでいい空気感を作った方が、俺らの良さも出せるんじゃなかいと。思いっきり楽しんでやってやろうっていうテンションで30分のステージをガッと行けるところが魅力かな。

MOMIKEN:そうだね。肩の力抜いて、楽しんでやってるよね。

-全力で楽しむSPYAIRを、来年もフェスで観られることを楽しみにしています。そしてこの秋リリースされる今年3作目のシングル『アイム・ア・ビリーバー』。表題曲はTVアニメ"ハイキュー!! セカンドシーズン"(以下:ハイキュー!!)のオープニング・テーマです。昨年は「イマジネーション」(2014年4月リリースの14thシングル表題曲)が同アニメ1期のオープニング・テーマに起用されました。IKEさんの"バンド辞めます宣言"は、「イマジネーション」が"ハイキュー!!"のオープニングを飾っていた真っ最中のことでしたから。だから再タッグはとても嬉しかったです。懐の広い制作チームさんですね。

IKE:......本当ですよね。それだけアニメの制作チームが広い心でこっちを受け入れてくれて、チャンスもくださったので、そこに対して一点の曇りもなく力を注ぎ込めた作品になったと思います。"ありがとう"しかないです。

UZ:うん。"ハイキュー!!"には感謝しかないので、本当に良い曲で恩返しをしたい、という気持ちはメンバー全員にあると思う。そういう気持ちと、アニメにハマるものということだけを考えて作りました。"ハイキュー!!"はSPYAIRと相性がいいと思うし、俺も少年ジャンプ作品の持ってるヒーロー感が好きなので、"ハイキュー!!"のために曲を作ってもSPYAIRらしい曲になるなと。だから完全に"ハイキュー!!"のために。"ハイキュー!!"のことしか考えて作ってなかったです。

-「アイム・ア・ビリーバー」の制作にあたって、「イマジネーション」との差別化を考えたりは?

UZ:「イマジネーション」よりは少し大人になった雰囲気を出したいな、とは思いましたね。中1が中2になった、みたいな。

KENTA:中1が中2か......。ほんとに"ちょっと"だね(笑)。

UZ:(笑)右も左もわかんなくてがむしゃらになって、ただ"やるしかねえ!"みたいな感じが「イマジネーション」だとしたら、「アイム・ア・ビリーバー」はちょっと周りが見えて、楽しむ余裕が出てきた、というか。