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INTERVIEW

SPYAIR

2015.03.20UPDATE

2015年03月号掲載

SPYAIR

Member:IKE (Vo) UZ (Gt) MOMIKEN (Ba) KENTA (Dr)

Interviewer:沖 さやこ

2014年5月、ヴォーカルのIKEの喉のトラブルのため、開催中の全国ツアーを中止。一時活動を停止していたが、10月には彼らの原点となる栄公園で告知なしのゲリラ路上ライヴを敢行、その後はイベントに出演し、11月には過去のシングル曲をすべて収録した『BEST』をリリース。12月末にはZepp DiverCityで"SPYAIR LIVE 2014 ~復活~"と題したワンマン・ライヴを開催した。怒涛の2014年を乗り越えリリースされる、2015年初のアイテム『ROCKIN' OUT』。現在の彼らの状況は?

-SPYAIR、激ロックに1年4ヶ月ぶりの登場です。また取材させていただけること、本当に嬉しく思います。お帰りなさい。

全員:ありがとうございます。

-まずは、過去を掘り返すことになってしまいますが......。

IKE:どんどん掘っちゃってください。大丈夫です。

-ではお言葉に甘えて。IKEさんが2014年5月、全国ツアー中にTwitterで"辞めます"と宣言したのは、バンドの活動を止めるために取った行動ではなく、本気で辞めるおつもりだったんですか?

IKE:痛いな~(笑)!!

全員:(笑)

IKE:そうですね。辞めるつもりでした。爆弾が爆発しちゃったんで。全部ぶっ壊したくなってしまったんでしょうね......(笑)、今思い返すと。

-そのあとすぐIKEさんが急性声帯炎だけでなく声帯ポリープを併発していることがわかり、長期療養が必要と診断され、全国ツアーが中止し、バンドは休養期間に入りました。ずっと休みなくストイックに進み続けていたSPYAIRですから、あのタイミングでお休みがあったのは良かったことなのでは?

KENTA:んー、でもちょっと休みすぎましたかね(笑)。

-そうですか? いろんなことがあった中で、早い復活だと思いましたが......。

UZ:休みなんて1週間も要らないっすね(笑)! 長くて1週間でいいです。

KENTA:そうだね。も~、本当腐る(笑)。

IKE:結果的に7ヶ月くらいまったりした時間を過ごてしまったので。

MOMIKEN:何もない時間があればあるだけ、不安だけが募っていく。そんな期間でした。

-ではそのお休み期間は、有意義なものではなかった?

UZ:ツアーと制作を並行してやってるときに比べたら、時間的にはもちろんラクなんですよ。何時に起きてもいいし、何時に寝てもいい。そんな自由な毎日だったんですけど、気持ち的にはひとときも休まることはなかったです。だからどんだけ時間があっても休めたという感じではなくて......とても有意義な生活とは言えなかったです(笑)。曲作りもギターも、音楽を聴くことすらも避けてました。どうしても音楽を聴くとバンドのことを考えるし、でもバンドがこの先どうなるか分からない状態だったので、バンドのこともあまり考えたくないし。音楽に向き合う気にはなれなかった。それは自分でも意外でした。

-UZさんは、以前から曲作りが好きだとおっしゃっていましたものね。それでも音楽を作る気にもなれなかった。

UZ:それまでは"もしバンドがなくなったとしても、曲作りはすごく好きだから、そういうことで音楽と関わっていけたらな......"とずっと考えてたんです。ところが、まったくそんな気にもなれなくて。俺は"音楽"ではなく"ロック・バンド"をやりたいんだな、とすごく感じました。で、自分にとってのバンドは、やっぱりSPYAIRしかないと改めて気づけたんです。他の誰かと新しくバンドを組むということは考えられなかった。