INTERVIEW
GEEKS
2014.11.05UPDATE
2014年11月号掲載
Member:エンドウ. (Vo/Gt) ミツ (Vo/Ba) カオル (Vo/Key) キョウヘイ (Vo/Dr)
Interviewer:荒金 良介
-今年はテキサス、台湾と海外ツアーを数本やってますけど、感触はどうでしたか?
エンドウ.:海外だったので良かったです。
ミツ:アメリカは特に久しぶりですからね。
エンドウ:遊び倒しました。
-その楽しい雰囲気は「ROAD ROLLER」のミュージック・ビデオにも現れてますね。
エンドウ.:そうですね。アメリカは4年ぶり3度目で、今までは完全なロック・イベントだったんですけど、今回は向こうのアニメ・フェスに出たんです。来場者がほぼ全員コスプレしてたんですよ。アメリカで25年やってる1番古いアニメ・イベントみたいで、アメリカのオタクがたくさんいましたね。みんなイケてました。
-GEEKSも異質な存在というより、場に意外と馴染みました?
エンドウ.:アメリカ人のオタクは陽気で、堂々とオタクを謳歌してますって感じでした。アメリカはかわいい子も多かったです(笑)。
-ライヴ自体はどうでした?
エンドウ.:予想以上に人も多かったし、ちょっと勘違いしそうになりましたね(笑)。少ない前情報で気に入ってくれた人も多くて、サイン、握手会、記者会見をやっても人が集まってくれましたからね。僕らのファンだけじゃなく、日本の文化に興味を持ってる人も多かったし、日本人のバンドはどんな音楽だろうって、好奇心で観てくれた人もいると思うんですけどね。
ミツ:不思議とメンバーの名前を覚えてくれてる人もいましたからね。
-何か感想は言われました?
エンドウ.:"最高だったよ!"みたいな感じで、誉めてくれる人が多かったですね。
-アメリカのあとに台湾に行かれたんですよね?
エンドウ.:そうですね。台湾は去年も行ったので、その流れで今年も来てくれたお客さんもいたし、噂を聞きつけて来てくれた人もいましたね。
ミツ:台湾はお客さんの熱がすごかったですね。
カオル:台湾は現地の音楽フェスに出たんですよ。
エンドウ.:出演者も9割が台湾のバンドでしたね。みんなすごく盛り上がってました。
ミツ:お客さんの誰かがゴムボート持って来て、オーディエンスの頭上でその上に乗ったりしてました(笑)。
-バンド的にはまた日本でライヴをやるときと心境は違います?
エンドウ.:同じところもありますが、言葉が通じない分、音楽そのもので勝負しなきゃいけないですからね。あと、多少仲良くなれたらと思って、現地の言語で挨拶しました。
ミツ:そういう意味では日本とあまり変わらないかもしれない。多少、旅先なのでテンションは高くなってるかもしれないけど。
-今作には少なからず海外ツアーの影響もあります?
エンドウ.:それはあまりないかもしれない。僕らは周りの影響をあまり受けないし、いつも通り自分たちが好きな音楽をやるだけですからね。"台湾のあそこのイメージを活かして"、みたいなことはないです。まあ、ますます日本だけじゃなくて、外でライヴをできたらとは思ってますけど、活動のメインは日本ですからね。"アメリカのみなさんに合わせて作りました"というのも変だし。