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INTERVIEW

BUZZ THE BEARS

2014.06.10UPDATE

2014年06月号掲載

BUZZ THE BEARS

メンバー:越智 健太 (Gt/Vo) 桑原 智 (Dr/Vo) 池田 大介 (Ba/Cho)

インタビュアー:荒金 良介

-まず前作『GOLDCAGE』レコ発ツアーから振り返ってもらっていいですか?

越智:みんなが待ってくれてるな、というのがひしひし伝わってきたツアーでした。僕らもセットを約1時間くらいで初めて長めにやらせてもらったけど、それでも1本1本があっという間だった気がしますね。でも充実していたし、東京のファイナル(代官山UNIT・3月8日)の盛り上がりを見ても、すごくいいツアーを回れたなと。いいライヴの次の日って、なんか余韻が残るんですよ。それを感じたし、今振り返ってもいいツアーだったと思います。

-あの代官山UNIT公演を終えて、改めて感じた?

越智:代官山UNITは1度イベントで出たことがあるけど、こんなに広い場所でもホーム感が出るんやなと思って。地元の小さいライヴハウスでツアー・ファイナルやってます、みたいな雰囲気をUNITで作れた気がしますね。

桑原:僕も待ってくれてる感は確かに感じました。充実感もあったけど、ヘンな危機感も同時にありましたね。いいんやけど、このままではアカンみたいな。代官山UNITは無我夢中で何も考えてなかったけど、ツアー中は満足できないというか、ヨッシャ!ばかりな日ではなかった。でもツアー中は何が足りないのかわからなくて。ファイナルはすべて楽しかったですけどね。

-その足りないものとは?

桑原:もっともっとみたいな気持ちですかね。先に言ってしまうことになるけど、今回の『L』を作るときに曲やライヴで何が足りないのか、ずっと考えて制作してました。自分の予想以上に盛り上がらない曲はなぜなのか。それを考えながら、『L』を作り始めたんですよ。それは曲に反映できたと思います。

-池田さんはどうですか?

池田:『GOLDCAGE』は自信のある作品だったので、ライヴにも余裕が出てきましたね。ええやろ!と言って、お客さんの反応を待って、また僕らも返せるようなライヴができたと思います。お客さんとライヴ中にお互いの意志を交換するみたいな。それをきちんとやれたツアーでしたね。

-お客さんとキャッチ・ボールができたと。僕はファイナルの代官山UNIT公演を観ましたが、ライヴでも越智さんが曲中で煽る仕草が以前より増えたように感じました。

越智:単純に煽ったら来るというか。煽らなかったら来ないので。

-まあ、そうですけど(笑)。

越智:煽らなかったら"元気なかったですね?"と言われることがあって。それならいってみようかなと。それで徐々に増えてるのかもしれない。僕ももっとうまくやりたいけど、なかなかヘタクソなので(笑)。ほかのバンドを観ていたら、うまいことやるなあと思いますね。精進します。

-ここで反省しないでください(笑)。それで紙資料にも書いてますが、今作はライヴをテーマに据えたんですか?

桑原:ライヴもそうなんですけど、とりあえずかっこいい曲を作ろうと。フワッとしてるけど、誰が聴いてもかっこいい!と思えるものを作りたくて。単純なようで単純じゃないテーマですけど、それが根底にありますね。それから自分たちに足りないもの、Aメロはこうだからサビがこうなるとか。研究じゃないけど、いろんなことを考えました。

-桑原さんが思うかっこいい曲とは?

桑原:かっこいいの中には乗れる、楽しい、とりあえず手を上げてしまうとか、何かしらお客さんのレスポンスが見えるという意味が含まれてます。さっきもチラッと言ったけど、なぜこれで盛り上がらへんのかなというのを解消したかったんですよ。かっこいいけど、盛り上がらないものは、かっこいいじゃないみたいな。かっこいい曲はベタでも何でもお客さんがバッと盛り上がって、それで成立する空間がある。レスポンスを求めて、その通りにドン!と盛り上がるのがかっこいい曲だなと。ツアーを通して、少し考え方は変わりましたね。

池田:聴いて、自然と手が上がる曲を作りたくて。

越智:バンドを観てすげえなと思うのは、みんなが手を上げる瞬間を1番後ろで観た時に、かっこええなあって鳥肌が立つときですよね。だからどちらかと言えば、ステージから見てるというより、ステージ下側の目線で作った感じですね。ここでこう踊れたら楽しいんじゃないか、ここでこう来たら手を上げるんじゃないか、それを想像して曲を作った気はします。やっぱり対バンに魅せられる瞬間って、客席からお客さんがバーッと手を上げてる光景を見ると、かっこいいなあと思うんですよね。そんなに人を虜にさせる曲を作るんやって。