MENU

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

BLUE ENCOUNT

2013.06.22UPDATE

2013年06月号掲載

BLUE ENCOUNT

メンバー:田邊駿一 (Vo/Gt)

インタビュアー:ムラオカ

-なるほど。そしてついに7曲入りの作品『NOISY SLUGGER』が完成しましたね。

できましたねぇ。意外に今回スッとできまして。『HALO EFFECT』は産みの苦しみが結構ありまして、以前のギター・ロックからどこまでエモに振り切ろうかとかあった時に、いろんなお客さんの顔が見えてきて凄く苦しかった時がありました。“俺らはどっちをやるべきなんだ”と。でも結局、その時にやりたいと思った曲とかメロディ、歌詞を入れたら自分たちらしい音に行き着いて『HALO EFFECT』ができました。で、今年出した『SIGNALS』と今回の『NOISY SLUGGER』に関しては、自分がその時にかっこいいと思ったワードとかメロディをどんどん出したら、あっという間にできましたね。今回初めて曲作りで合宿をしたんですけど、その時にもう『NOISY SLUGGER』のほとんどの曲がアレンジするだけになってたんです。その曲作りの合宿の前日に、まだ作りたいなと思って作ったのが今回の押し曲になってる「JUST AWAKE」だったんです。これももう衝動的に作って翌日に聴かせて“うわぁ、良いじゃん!”っていうので一気に作り始めました。3泊4日ぐらい押えてたんですけど、1日でだいたいの基礎アレンジが終わりまして。みんながテンション上げて作れましたね。前はいろんな人のこと考えて作んなきゃとか、ライヴのこと考えないと、とか変に玄人じみた考えをしちゃってた自分がいたんですね。そう考えるうちにどんどん路頭に迷っていたんです。でも今回、単純に僕が出してきた曲をみんな作りたかったんだな、これでライヴしたいんだな、っていうのが見えて、よりぎゅっとメンバーの意識が高まり固まった作品ですね。

-作曲方法は田邊さんが根幹になるものを提示して、それをみなさんで肉付けしていく感じですか?

そうですね。頭の中でドラムはこうやって、ギターのフレーズはこうやって、ベースはこういう風に弾いてとか、大体決まっているので。でも僕がパソコンに疎いもので、自分で全部口で雰囲気だけ伝えてます。ウチのベースはサポートで仕事もやってたりと知識が凄いので、ちょっと言えば大体分かる人なんです。で、それにメンバーのオリジナリティをプラスさせて完成です。今回の『NOISY SLUGGER』ではレコーディングにおいて、凄い話し合いをしましたね。アンプをいろいろ変えて、ギターもいろんなもの使ってみて、音が決まったら録って。録り音的に関してはエンジニアさんとも結構話し合いましたね。それが終わったらミックス作業でも“ああではない、こうではない”って話し合って。「JUST AWAKE」とか1回ちゃんとミックスまででき上がったんですけど、みんなで聴いてたら、“あんま好きじゃないな”となって、もう1回最初からミックスし直しました。以前は言われるがままだったんですよ。音的にもエンジニアさんに言われたら“これで良いんじゃね?”って思ってたんですけど、今回は言わないと普通のアルバムになっちゃうと思ったので、そこら辺もかなり進化できていると思います。今回は本当に建設的に話せました。今までは衝動で物を言うこともあったんですけど、みんながちゃんと考えを出せました。

-曲の並べ方がユニークだと感じました。頭3曲が続けてハードでアッパーで後半3曲がバラードやJ-POP的だったりと直球的な楽曲が続きますね?

そうですね。特に「NO BODY」はオチャラケてる感じで、ライヴでもいろんなことしたいなって作った曲です。曲順的にもライヴが見える曲順にしようかなと思って。BLUE ENCOUNTは最初ぶわぁって飛ばして、後半でみんなで手を上げたりってタイプの曲が多いので、そういうことを意識して作りました。「NO BODY」に関しては最初はちゃんとした2ビートの曲で終わろうと思ってたんですけど、このままだと普通になっちゃうから面白くないなと思って抜本的に変えて、何の曲か分からないものにして、最後の「YOU」に繋がるっていうのにしたくて。「NO BODY」は今までBLUE ENCOUNTになかったコミカルさがありますね。曲順ですが、それこそライヴと一緒で“あ、もう終わったの?”って感じで聴いてもらいたですね。気付いたらループしてまた1曲目から聴いてもらえたらいいかなって。その方がお客さんも聴きやすいし、ライヴに来て答え合わせすればいいかなって思います。“どんなバンドか”ということはアー写でもPVでもCDでも答え合わせしたくないですし、ライヴに来てやっと“こういう人なんだぜ”って “こういうテンション感でやるんだぜ”ってことを伝えたいですね。前の「HALO」のPVだけを見て来てくれたお客さんだと、クールで“自分かっこいいです系なバンドでしょ!?”ってイメージを持ってる方が多いんですよ。でもフタを開けたら、オチャラケてますし(笑)。クスッと笑えて、でも最後に“こんなに熱いこと言うんだ?”みたいな感じがBLUE ENCOUNTなので。CD聴いて“このバンド嫌い”って言ってた人も、たまたまその人が好きなバンドと対バンして、たまたま観て好きになるってパターンも結構あるんですよ。ライヴが好きって言ってくれると嬉しいですね。CD聴いてライヴを思い出してくれたらいいって思います。

-ライヴと作品を比較するとライヴの方がプライオリティが高いということですか?

ライヴの方が上な時があります。でも例えばライヴで沖縄に毎月行けるわけじゃないじゃないですか。だったら毎日CDで思い出してくれたら嬉しいし、次会う時まで“もっと聴きたいな、7曲だけじゃ足りないよ!”って言ってくれれば幸いなので。で、ライヴに来て“ライヴでもまだ足りないよ!”って思ってくれたら嬉しいですね。