－それは記事にしたいので是非詳しく教えて下さい（笑）。

T：MINOR LEAGUEが大阪でレコ発をやっていて、遊びに行った後打ち上げに参加したんですけど、ヴォーカルの匠がちょっと風邪気味だったのに、盛り上がってチューしたら風邪が移って......。

R：......はい、じゃあ次の質問に（笑）！

－（笑）。今回、機材に関して変えたことはありますか？

S：ギターは結構いろんなの使ってたよなあ。

R：エンジニアの方が用意してくれていたギター2本と、メインのSCHECTERともう1本をちょっとだけ使ったっていう感じです。アンプは、自分の持っているHUGHES&KETTNERとMershallの2台、キャビも2、3台使いましたね。MESA BOOGIEと、ORANGEのキャビと、Mershallのキャビ。音作りして軽く録ってみて、"どれでいこうか"みたいなところもやったので、それも時間がかかった要因の1つなんですけど、その分そこはしっかり詰めていけたかなって思います。あとレコーディングでは今まで自分のHUGHES&KETTNERのアンプを使ったことがなかったんです。いつも試すんですけど、最終的にはMershallに落ち着いていたんです。なので今回はちょっと違う感じになりましたね。

－曲によって組み合わせを変えたんですか？

R：1本目はこの音で録って、2本目はこっちの音で、みたいな感じですね。3本目はまた変えて。

－SHINJIさんはいかがですか？

S：ベースはねえ、それがないのよねえ（笑）。ベースって基本はラインで録るから、楽器も自分の1本、SCHECTERの1本だったので。多分、今回リアンプとかもしてないんちゃうかなあ？"そのままでいけるねえ！"みたいな感じで（笑）。多分、それがバンドの音に合っていたってことだと思うんですけどちょっと寂しかったですね、スネアとか5、6個あったのに、"あれー？"みたいな（笑）。

－それは完成されているってことなんで一番いいんですけどね（笑）。では大阪はずっと泊まり込みでレコーディングだったんですね。

R：そうですね。先に、2月上旬に行ったときにシングルの2曲を完成させるのと4、5曲分のベーシックを録っておいて、3月の中旬から末まで2週間弱、残りを全部録ってという感じですね。東京の家賃がもったいないくらい半分くらい大阪にいました（笑）。

－このアルバムが出てからの予定を、可能な範囲で教えていただけますでしょうか？

R：アルバムのツアーが6月24日からスタートして、ファイナルが9月末くらいにあります。

－全国を回っている中で、お気に入りのライヴハウスはありますか？

R：お気に入りはいっぱいありますね。よく行かせてもらっているところは基本的に好きだし好きになっていくし。ツアーで行くところは大体好きなハコです。

S：ああ、でも松阪のM'AXAとか結構好き！アメリカのレストランみたいなフロアで。ライヴハウスはコンクリート打ちっぱなしみたいなところが多いんですけど、そこはアメリカのレストランみたいにステージも綺麗にできていて。雰囲気がすっごい良いんです。

T：前から回ってきて、それこそ好きなところを選びにいくから、ツアーで回るハコはどこも好きなところなんです。最近好きになったのは、京都のMUSEかな？あの、店長が好き（笑）。

S：でも、そういうのは大きいよな。

T：うん、好きな人がいるっていうのは大きい。

S：あと、高松のDIMEも好きですね。もともと映画館で、天井が高くて。水戸LIGHT HOUSEとかもすごくいいし多すぎるね（笑）。ツアー初日の千葉LOOKもすごい好きです。

－今回の激ロックでは表紙ということで、手に取った多くのリスナーの目に留まることと思います。是非、読者にメッセージをお願いします。

T：激ロックを読んでいる方は洋楽が好きな方が多いと思うんですが、俺たちも同じ立場で洋楽ファンみたいなものですから、"同じ感じでバンドをやっている人たちがいますよ。もしよかったらライヴハウスに来てみてください"って思います。洋楽邦楽を分けて考えちゃう人が多いと思うんです。あまり深く考えずに遊びにおいでよ、って言いたいです。

S：俺が言えるのは、ロカホリ（激ロック・プロデュースの渋谷Music Bar ROCKAHOLIC）で会おうってことですかね。

R：ロカホリに集約しておくのが一番いいんじゃないですかね（笑）。まあ、とにかく聴いて欲しいです。全然（激ロック読者の多くが自分たちを）知らない状況だと思うので、"ああ聴いてみようかな"って、そこから判断してもらって、俺らは"いい！"と思ってやっているのでそれを良いと思ってもらえれば嬉しいし。なにかキッカケになれば嬉しいですね。

－それで、ライヴハウスに遊びにきてください、と。

R：で、終わったら、ロカホリに（笑）。

一同：（笑）

－ありがとうございました！