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INTERVIEW

SECRET 7 LINE

2011.01.06UPDATE

2011年01月号掲載

SECRET 7 LINE

Member:RYO(Vo&Gt) SHINJI(Vo&Ba) TAKESHI(Dr)

Interviewer:TETU★KID

-前回のインタビューからちょうど一年になりますね。2010年はめまぐるしく活動されていましたが振り返ってみて如何でしょうか?

TAKESHI(以下T):めまぐるしく過ぎていきましたね。ライヴしていろんなところに顔出して。うん。忙しかった。

RYO(以下R):本気で忙しかったです。けど、その分充実はしていました。6月まで前作のアルバムのツアーをして、終わったら速攻曲を録って、フル・アルバムを作って今に至るという感じですね。自分自身でもこの過密スケジュールには驚いています。

SHINJI(以下S):今年はバンドとしても個人としても、初めての経験が多かったんです。野外フェスもかなり出演できたし、PUNK SPRINGにも出演できたのは本当に良い経験でしたね。そういう経験ができたからこそ、この忙しいスケジュールもこなせたんだと思います。

T:そうだね、振り返ってみると初経験が多かったね。

-2010年は本当に何十本というライヴをして、様々なステージに上がってこられましたが、一番印象に残っているライヴはなんでしょうか?

R:やっぱりPUNK SPRINGですかね。あのスケールは本当に衝撃的でしたね。

-PUNK SPRINGでのステージはハッキリと覚えていますか?それともがむしゃらにこなした感じですか?

S:これがね、けっこうハッキリと覚えているんですよね。でかいステージで、ライヴが始まる前からテンションも上がって最高の状態でステージに向かって、ステージでもどんなライヴをしたかも覚えていますね。本当に楽しかったですね。

-話が少し戻りますがこのスケジュールで本当に良くフル・アルバムを作りましたね。

R:時間がない中、無理やり時間を作ってスタジオに入って曲を作りました。ツアー中もアルバムのことを意識して曲のネタだったりとかは頭の中で作っていましたね。

-なるほど。この一年のスパンでアルバムをリリースしようというのは元々決めていたことなんですか?

R:バンド内でも話し合って、さらにレーベルとも話し合った結果、攻めて行こうということになって、決めました。

-そうなんですね。

S:時間が限られているからこそ、迷わずに済んだということもありますね。時間に余裕があるとシンプルで良いものに変に手を加えてしまって、そのまま迷走してしまうなんていうことはよくあるんですが、リミットが決まっていた今回はそういうこともなく自然に進みましたね。

-アルバム・タイトル『APATHY』に込められた意味、意図を教えてもらえますか?

T:“APATHY”というのは無関心、無感動という意味なんです。アルバムの内容とはリンクする意味では無いのですが、「みんな関心を持ってくれよ!」という意図なんです。リスナーのみんなに無関心でいて欲しくないという意味を持たせています。

S;このタイトルはTAKESHIに一任したんですよね。

T:あとはジャケットも僕がディレクションしたんです。男女が肩を寄り添い合っている絵なのですが、表と裏でリンクさせているのでそれも楽しんでもらいたいですね。

-毎回そうですが今作も12曲と非常にボリュームがある作品になっていますね。

R:そうですね。やり切った感はありますね。もうこれ以上ないってくらいまで全力を出し切りました。

T:最高傑作ができたと思います。自信はあります。

S:途中は不安もあったけど、周りの評価が得られたので、良いアルバムだと自信を持って言えます。時間がなかったから客観的には中々見れていないですけど、リリースしてみんなの手元に届いた時のリアクションが楽しみですね。

-12曲収録されていますが、ここに入らなかった曲もあったんでしょうか?

T:録りも終わっていて、このアルバムに収録されていない曲は一曲だけですね。

R:それを考えると良く12曲も作りましたね(笑)。

-それではそれぞれの曲に関して伺いたいのですが、まずは3曲目「DANCE LIKE NO TOMORROW」。この曲はヴォーカルの掛け合いが印象的なナンバーですね。

R:SECRET 7 LINEはツイン・ヴォーカルが売りなんで、自分たちにしかできないような造りにしたかったんですよね。

-ライヴで表現するのはかなり難しいと思うのですが?

R:今までやってきたことに比べるとそんなに難しいことはないんですが…

S:ベースは非常に難しいところがあるんです。歌とベースのリズムがまったく違う箇所があって、楽器をやっている人がCDを聴くと多分一体どうやってるんやろう?って思うと思います。しかもそのフレーズは自分でアイディアを出してしまったんですよね。ベースとドラムが絡んでいるところで、やっちまったなと思いましたね(笑)