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INTERVIEW

キバオブアキバ

2011.12.02UPDATE

2011年12月号掲載

キバオブアキバ

Member:ふとし(Vo) みつる(Ba)

Interviewer:MAY-E

MAY-E:義務教育www

みつる:生物の時間はポケモンしろ!

MAY-E:じゃあ侍は歴史の時間に。

ふとし:あれですよ、やっぱり何かが伝わる作品は色んな人に愛されていて、その愛情をまた別の形で伝えたいっていうのが「ヲタイリッシュ」っていうか……自分の好きなものを自分の好きな形で表現するって言うことが重要で、そこにルールはあんまりいらないよ、みたいな。

みつる:かっくいいい。

ふとし:ふふん

MAY-E:では、キバオブアキバは、自身のアイデンティティを表現するひとつの表現方法であって、そこにルールもなく、共感してくれる人が集まるコミュニティであってほしいと。

ふとし:あ、そうです!

みつる:おお、まとまった!

ふとし:聞いてくれる人みんながキバオブアキバだ!

MAY-E:キバオブアキバだー! ところで、SCREAM OUT FEST2012への出演おめでとうございます!

ふとし:ありがとうございます。

みつる:パチパチ!

MAY-E:海外のアーティストと対バンするのはこれが初、ですよね?

ふとし:実はそうです。でもこわい! 黒船来航時の町民の気持ちが分かりました。

MAY-E:今まで以上に緊張していると思いますが、私としては、海外のアーティストがキバオブアキバのライヴを見て、どんな反応を示すのか楽しみだったりするわけで。

ふとし:いや、海外の方には全く何も伝わらないと思います。

MAY-E:ハハハwww でも、サイリウムが光り、ヲッシャーがいてっていう光景を見るのは初だと思うんですよね。

みつる:よくわからなくても面白いと思ってくれると嬉しいですね。

ふとし:まあインターネットがあれば世界は一つなんでね! 知らんけど。

MAY-E:バンド結成時から、今のような状況って予想してました?ヲッシュが自然発生するみたいな。

ふとし:予想ですか?予想していたのは皆さんの半笑いまでです。

みつる:うん。

MAY-E:ハハハww

みつる:初めてライヴしたとき、予想通りみんな半笑いだったのでそこで満足してたのに、どういうわけかこんなことになってました。

ふとし:でも新しい事をすればそれに反応して新しい物が返ってくるというのは思ってました。

MAY-E:つまり、リスナーには、難しいことを考えず、キバオブアキバというコミュニティに参加して、とにかく楽しもうぜっていうことなんでしょうか。

ふとし:うん。まあ難しく考えてくれても嬉しいですけど。一緒に新しい物を作って文化の神様にささげられたらなと。

MAY-E:それを、計算じゃなく自然発生でやってのけたのがキバオブアキバの凄いところなわけで。

みつる:凄いのはオーディエンスのみなさんです。

MAY-E:確かにそうなんですが、そのオーディエンスを導いたのがキバオブアキバじゃないですか。

ふとし:そんなかっこいいものでもないです。ロックのカリスマとかそういう言葉あまり好きじゃないですし。

みつる:極端な話、別に僕らを音楽というジャンルの中でみてくれなくてもいいんですよね。

MAY-E:楽しいだけでいいじゃん!って潔く音楽をやっているキバオブアキバが本当に一番良いスタンスだと思うんですよね。

ふとし:僕らはそうですね、音楽好きはもちろんですけど、音楽以外にも趣味とか好きな物がいっぱいある人にも聞いてほしくてたまたま音楽やってる感じです。その辺は言葉にするとチープになっちゃうので、僕たちがやっているくだらない事を見てなんとなく分かってもらえたらその方がいいっていうか。 「言葉は言葉にすぎぬ、言葉でないものを言葉で表せば無理が出る。例えば愛のように。Byふとし」 みたいな。どう、みつる?

みつる:カテゴライズするのは聞く側であって、僕たちはそれをどうやって新しいものに消化するかってのが大事やと思います。

ふとし:……お前の方がいいこと言ってどうすんねん!俺かっこいいこと言ったやん!