DISC REVIEW
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海外での大型フェス出演やレジェンド・バンドとの対バンを数多くこなし、エネルギッシュな活動でシーンの最前線に立つPaleduskの約3年ぶりのEP。バンド史上初の全編歌モノとなるリード曲Track.1に始まり、CVLTEのaviel kaei(Vo)を迎えてパワーアップさせたTrack.2や、昨年開催の"NEX_FEST"で披露されたMasato(coldrain/Vo)との共演も記憶に新しいTrack.4、現代のポップ・カルチャーとラウドロックを掛け合わせる彼らの音楽性を象徴するようなTrack.5といったジェットコースターのようにめまぐるしい展開を、CrossfaithのKoie(Vo)を加え、さらに超絶エモーショナルにリアレンジしたTrack.7で締め上げる。常に進化し、とどまることを知らないハイブリッドなミクスチャーぶりが存分に凝縮され、これまでのファンはもちろん、入門編としても最適な1枚。 横山 開