DISC REVIEW
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アウトロー・カントリーのカバー集という異色の作品だった前作『Outlaws 'Til The End: Vol. 1』(2018年)を経て、オリジナル・アルバムとしては約4年ぶりとなるDEVILDRIVERのニュー・アルバムである。本作はもともとダブル・アルバムとして制作された作品の第1弾であり、来年には第2弾がリリース予定だ。中心人物、Dez Fafara(Vo)自らが"バンド史上最高の作品"と自信を持って語る本作は、徹底的にダークなヘヴィ・グルーヴが全編にわたって展開され、数曲をつまみ食い程度に聴く、といった行為を容易に許さない雰囲気すら漂う渾身の作品に仕上がっている。個人的には、DEVILDRIVERとして初めてDezがクリーンなヴォーカルを披露するTrack.5「Wishing」が白眉。言い知れぬ悲哀と慟哭のメロディ、泣きのギター・ソロが、聴く者の心の奥底までを揺さぶることだろう。 井上 光一










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