DISC REVIEW
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90年代からヘヴィロック界で活躍している重鎮、Dez Fafara率いるエクストリーム・メタル・バンドの5枚目の作品。プロデューサーは、ALL THAT REMAINSやTRIVIUMを手掛けたMark Lewis。全体のバランスに重点が置かれた前作から一転し、より過激なヘヴィネスを追求した激烈サウンドが大爆発している。より剥き出しになったDezの負の感情に包まれ、これまでの作品の中でも1番と言っていいほどの緊迫感で攻めまくってくる。先の読めない展開、メロディ、数多のメタル・バンドには出し得ない独特のグルーヴ感。これがDEVILDRIVERの圧倒的なオリジナリティーだ。定型からハミ出し、更なる音楽知性と刺激を求める貴方に聴いてもらいたい作品です! KAORU