DISC REVIEW
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2月に新木場STUDIO COASTで開催された"SCREAM OUT FEST 2014"で再来日を果たしたTHE WORD ALIVEが、2年ぶりとなるニュー・アルバムを完成させた。ヴォーカルTelle Smithが"俺の声を聴くというよりは感じてほしい"と自ら語るだけあり、サウンドと調和した美しい歌は格段にクオリティを上げ、気持ちのいい和音を生んでいる。打ち込みを導入したデジタル的な要素は今作ではあくまでも裏方に回り、楽器隊の素材の良さが際立つ生音感のあるアプローチに。冒頭からギターの速弾きが耳に残りまくりのTrack.1からブルータルに徹した日本盤ボーナス・トラックまで、全曲必聴の13曲を収録。間違いなく過去最高のクオリティを備えた音色に、バンドの自信が見て取れる。 小林 詩央里