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INTERVIEW

THE WORD ALIVE

2011.03.15UPDATE

THE WORD ALIVE

Member:Tyler(Vo) Zach(Gt) Tony(Gt) Justin(Dr) Dusty(Key&Syn) Daniel(Ba)

Interviewer:MAY-E

-初来日おめでとうございます。日本を楽しんでいますか?

Justin:ありがとう!日本をとても楽しんでいるよ。昨晩なんて、一人当たり数万円分っていう大量の酒を飲んだんだぜ。最後はホテルの部屋で裸になって吐いていたし。おかげで声も枯れているよ(笑)。

-ハハハ(笑)。そんなに飲んだってことは、SCREAM OUT FESTがそれだけ楽しかったということなんでしょうね。

Justin:そう、そういう事!祝杯ってやつだね。

-昨年日本デビューを果たし、そして今回こうやって来日も果たしたわけですが、このような日本での活動はバンド結成時から視野に入れていましたか?

Zach:いや、まさかこんなことになるとは思ってもいなかったよ。もちろん、ずっと日本に来たいって夢はあったけどね。今もまだ夢のようさ。カルチャー・ショックはあったけれど、人を見下したりするようなアメリカとは違って、日本はフレンドリーでも俺たちをリスペクトしてくれるし、とても居心地が良かったよ。

-SCREAM OUT FEST 2011のショウでは、ファンに熱狂的に迎え入れられていましたね。

Zach:そうだね。彼らは熱狂的に俺たちを迎えてくたし、熱心にサポートもしてくれる。本当に感謝しているよ。だから会場でもなるべくファンと触れ合って写真を撮るようにしたんだ。みんなのサポートを感謝しているってことを伝えるためにね。

-演奏面だけでなく、パフォーマンスもエネルギッシュで、アクロバティックで、とても興奮しました。ステージに上がる際に心がけていることはありますか?

Zach:ステージの前後にはストレッチをしているよ!

Dusty:俺は、バランス・ブレスレットを付けているよ(笑)。

一同:(笑)

Zach:それ、全然意味が無いらしいぜ!

-(笑)6人もいると、特に結束力も大切ですよね。

Tyler:確かに一体感を出すのはとても難しいよ。俺たちは昔から一緒にいるけれど、音楽をやっていくことを好きになるか、止めるかのどちらかだった。そこで俺たちは、好きになる方を選んだんだ。6人はそれぞれに性格も違うから、Zackみたいに朝が苦手なメンバーだっている。それぞれの性格や習慣に慣れる事は簡単ではないけどね。だけど、お互いを理解し合わなきゃいけないんだ。

Zach:俺たちはここ20ヶ月くらい、ずっと一緒に過ごしている。家族よりも一緒に過ごす時間が長いから、家族以上の存在だと言えるよね。お互い助け合っていくことが大切なんだ。だけど、これが俺のやりたかったことなんだ。今はこんな風に世界中をまわっているけれど、その生活に不満なんてひとつも無いよ。みんな、それに向かってひとつになっていけるんだと思う。

-なるほど。アルバム『Deceiver』については以前、メール・インタビューで伺っているんですが、一番苦労したのは作詞の作業だとか。

Tyler:うん、俺自身が一番難しいと感じたところはね。人々に歌詞の意味を理解してもらうようにすることに苦労したと感じているよ。俺が書いた歌詞を、それをメンバーに見せてシェアしていくんだ。サウンドも同じようにZackたちが中心になって作ったものを、メンバー間で意見を交わして、よく話し合って練り上げていくんだ。俺たちのベストが出せるように努めているよ。

-“人生における、騙しの行為や欺きの行為を乗り越えること”がアルバムのテーマであり、実体験を元にしているそうですね。

Tyler:1曲を除いて、アルバムの約75%が実体験を元にしたものだよ。俺たちは何かを乗り越えて行く事を常にテーマとしているんだけど、それはフィクションよりも実体験に基づいたものの方が、そこにある感情が一番伝わるんじゃないかと思っている。だから出来る限り実体験を元にして曲を作っているんだ。

-ツアー中にアルバム制作も同時進行していたそうですが、大変だったでしょう。

Zach:ああ、とてもハードだったよ。一日中演奏したりプロモーション活動をしたあとに、ホテルに帰って曲作りをするような生活だったからね。ろくに睡眠も取れない日々もあったよ。だけど俺たちにとって必要なことだから、やって良かったと思っているよ。

-リリースからしばらく経ちましたが、ファンからはどのようなリアクションが寄せられましたか?

Tyler:ファーストEPをリリースして、俺たちがどんな音楽をやっているかは皆理解してくれたと思う。だけど、アルバムではもっとテクニカルで、もっと進化した新しいスタイルを表現したかった。だから、アルバムのリリース前までは、今までのファンに受け入れてもらえるか少し不安もあった。アートって、発表する前は誰もが不安になると思うんだけど、その不安を全て払拭するような良いリアクションをもらうことが出来たんだ。EP『Empire』からの方向性も、皆ちゃんと理解してくれたようだしね。曲作りや演奏力など、進化した俺たちを見せる事が出来て、とても満足しているよ。ソングライターとしての腕も上がったと思うしね。まるで新しい俺たちになったような感じなんだ。