DISC REVIEW
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アメリカの極悪パーティ野郎、ATTILAが遂に日本デビュー。前作『Outlawed』から約2年ぶりのリリースとなる今作は、昨年本国にてリリースされ、USビルボード・チャートで22位を記録するなど大きな反響を呼んだ話題作。彼らの特徴であるブルータルなデスコアとノリノリのラップを掛け合わせたサウンドは、チャラさも全開だが、それだけに止まらずシリアスでアグレッシヴな部分も兼ね備えている。タイトル・トラック「About That Life」はラップ色全開で聴き手の体を否が応でも揺らしてくるアゲアゲ・サウンドで、1度聴けば多くのリスナーから高評価を獲得しているのも納得の出来栄えだ。メタルコア・シーンでは知らない者はいない名匠Joey Sturgisをプロデューサーに迎え、前作を遥かに上回る作品! 甲斐 優一郎