DISC REVIEW
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全世界でミリオン・セラーのヒットを記録しているアメリカはニューヨーク州バッファロー出身のキング・オブ・デス・メタル・バンド、CANNIBAL CORPSEが3年ぶり12枚目のニュー・アルバムをリリース。相変わらずのB級グロテスクなアルバム・ジャケットを見ればいい意味で何も変わっていないだろうことを予想していたが、確かにCANNIBAL CORPSE以外何物でもないデス・メタルが炸裂しているが、猛烈に荒れ狂うリフに制御不能で残忍な楽曲などその暴虐性はさらに進化している。また現在のラインナップになってから3枚目のコンセプト・アルバムである(結構多い...)。前回の渋谷クアトロをソールドアウトにし、まだまだ貫録十分な絶対王者の新作、聴くべし。 ムラオカ