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INTERVIEW

CANNIBAL CORPSE

2014.10.03UPDATE

2014年10月号掲載

CANNIBAL CORPSE

Member:Alex Webster (Ba)

Interviewer:田村 公平

-約2年振りのジャパン・ツアーが始まりますが、意気込みをお願いします。

日本に来るバンドはみんなそうだと思うんだけど、日本でのライヴをすごく楽しみにしているんだ。特に今回は東名阪の他にもう1つプラスして広島でもプレイするから、今までのツアーで1番大きなツアーになってる。だからとっても楽しみにしてるよ。

-今回のジャパン・ツアーでは、4箇所を回るうえに、4日間連続でライヴを行いますね。大変タイトなスケジュールになっていると思うのですが、いかがですか?

日本に来る前はオーストラリアを回っていたんだけど、広いから移動は飛行機を使っていたんだ。でも、日本は新幹線での移動で、機材はクルーが先に車で全部運んでくれるんだ。朝も10時に起きればちゃんと間に合うから全然辛くないよ。オーストラリアは5日連続だったから余計にだね。

-今回、東京、名古屋、大阪公演にはDEFILEDとINFERNAL REVULSION、広島公演にはNEUROTICOSが出演しますね。それぞれのバンドの印象はいかがですか?

DEFILEDとは90年代からの仲だよ。フロリダでのツアーにも参加してもらってて、ヴォーカルの家に遊びにいったこともあるんだ。INFERNAL REVULSIONは今日初めて会ったんだけど、音的にも自分たちにとてもマッチするとまわりから聞いている。他のバンドはまだあんまりわからないんけど、共演するのがとても楽しみだね。

-前回のジャパン・ツアーよりライヴハウスの規模が大きくなっています。日本でCANNIBAL CORPSEへの支持が高まっているのは感じていますか?

まだプレイしていないから実際どれくらいの人が集まるかわからないけど、いつもプレイするときは観客の人数を見て自分たちの人気を実感するんだ。だから今回もライヴが終わってから実感できると思うよ。

-13枚目となるフル・アルバム『A Skeletal Domain』がリリースされましたが、個人的にはヘヴィでありながら、リズミカルな演奏に惹き付けられる部分があり、より多くの人にCANNIBAL CORPSEの音楽を聴いてもらえるきっかけになると感じました。メンバーのみなさんから見て今作はどのような作品となりましたか?

自分たちとしては長いキャリアを積んできた結果だから13枚もアルバムを出せたのは光栄だと思っているよ。長年やってるから曲がキャッチーになったということは曲作りをする時点で自分たちも進化してるんだと思う。みんな別々の意見はあると思うけど、こうやって感想を伝えてくれて嬉しいよ、ありがとう。

-日本に来る前にオーストラリア・ツアーを行なっていたとのことですが、今作の楽曲はすでにライヴで披露しましたか?

ライヴではすでに3曲披露しているよ。一応オーストラリアと日本のセット・リストはあまり変わらない予定なんだ。もう少しアルバムのリリースから時間が経ったらもう2曲くらい増やす予定だよ。

-披露している新曲3曲のライヴでの手応えはどうでしたか?

アルバムも世界的には今週出たばかりだからまだみんな聴き込めてはいないだろうけど「Sadistic Embodiment」と「Icepick Lobotomy」と「Kill Or Become」、この3曲はわりと耳にすんなり入る曲だから反応も良かったね。

-13枚のアルバムとなると楽曲数もかなりの数になると思いますが、セット・リストを組む際は新旧の楽曲を織り交ぜてのものになりますか?それとも今回は新曲や最近のアルバム収録曲が中心のセット・リストになるのでしょうか?

できるだけいろいろ混ぜて組んではいるんだけど、今は新曲3曲を披露してニュー・アルバムのリリースをみんなに知ってもらおうと思ってる。だけど、今回のセット・リストの最初の3曲は、1994年にリリースした『The Bleeding』からのものにしていているんだ。俺らはその曲たちを20周年の記念として披露するつもりだよ。

-今作のアルバムを通してのコンセプトやテーマ等はあったのでしょうか?

曲を作っているのは主に3人なんだけど、みんなで1つのテーマに沿って作るというわけじゃなくて、自分たちで好きに書いてるんだ。ただみんな暗いか、暴力的か、シリアスな感じの曲にしていて、それを土台に最終的にはみんなで作り上げるいるから曲としては一貫性があると思うけど歌詞についてはそれぞれ違うテーマで書いているよ。