DISC REVIEW
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オリジナル・メンバーのANCHANGを中心に、メンバー・チェンジを幾度も経ながら結成20周年を迎えたSEX MACHINEGUNS。その現在の<第5期>メンバーによる最新アルバムは、"明るく楽しく激しいがモットー"という彼らの不変のポリシーが炸裂!"BPMが240の曲もある"とインタビューでメンバーは語り、「IMAGE DEATH」ではブラスト・ビートを駆使するなど、結成から20年の時を経ても"激しさ"は失速することなくさらに上昇。そして、そんな攻撃的極まりないサウンドに、「熟女ビーム」や「こんにゃくパンチ」「東京よりさいたま」など遊び心豊か過ぎる歌詞を乗せてしまう"明るさ"と"楽しさ"。世間の動向がどうあろうと己のスタイルを貫く、SEX MACHINEGUNSの鋼鉄の意志が表れた超痛快作だ。 道明 利友