MENU バンドTシャツ

激ロック | ラウドロック ポータルサイト

INTERVIEW

SEX MACHINEGUNS

2018.11.30UPDATE

2018年12月号掲載

SEX MACHINEGUNS

Member:ANCHANG(Vo/Gt) SHINGO☆(Ba) LEON(Dr)

Interviewer:荒金 良介

デビュー20周年を迎えたSEX MACHINEGUNSがニュー・アルバム『IRON SOUL』を完成させた。表題からもわかるとおり、自身のルーツにある80'sメタルを主軸にしながらも、これまでにないほどヘヴィ・メタル度数の高い作品に仕上がっている。狙ったというよりも、身体に染みついたサウンドが噴き出したような楽曲群は聴いているだけで身体が動き、ヘッドバンギングせずにはいられない。また、今作にはライヴでお馴染みの「みかんのうた」、「German Power」がリレコーディングで収録されているので、昔からのファンにとっては狂喜乱舞の再録と言っていいだろう。メンバー3人に話を訊いた。

-今年はSEX MACHINEGUNSデビュー20周年ですね。オリジナル・メンバーはANCHANGさんだけになりますが、感慨深いものはありますか?

ANCHANG:あっという間の20年でしたね。活動休止、再開もあったし......。まぁ、基本的にライヴばかりやってましたからね。

-SHINGO☆さんは加入してちょうど10年が経ちましたよね。

SHINGO☆:はい。僕がマシンガンズ(SEX MACHINEGUNS)に入ったころは東芝EMIに所属してましたね。田舎から出てきたので、右も左もわからないまま、ひたすら勉強の日々でした。今はEMIを抜けて自分たちでやってるんですけど、いろいろと大変でしたね。ライヴは全力でやっているので楽しいですけど。

-大変だったというのは?

SHINGO☆:僕は性格的に考え込むタイプで。例えばANCHANGに"今日のMC良くなかったぞ!"と言われても、何が悪いのかわからなくて。それで悩みすぎて白髪が生えたりしました(笑)。でもマシンガンズに入って、人間的に強くなった気がします。考えるより、勢いでやっちゃえ! って、それが私生活にも出るようになって。とりあえずやってみて、失敗したら、そこで考えるみたいな。

ANCHANG:SHINGO☆は石垣島にいて、突然東京にポンと来ましたからね。

SHINGO☆:バンド界の縦社会もわからなかったので。音楽はただワーッとやってるだけじゃダメなんだな、と(笑)。

-LEONさんは?

LEON:僕も基本的に楽しいですね。最初マシンガンズ自体を知らなくて......今も沖縄でライヴハウスを経営しているんですけど、そこで働いている子がマシンガンズの曲を歌うから、それで知ったりして。やってる音楽は王道のメタルだけど、歌詞はめっちゃ面白いし。あと、お客さんのノリがすごくて、全員頭を振ってたのはびっくりしましたね。

SHINGO☆:僕は、石垣島の小さな楽器店で中学のころに「みかんのうた」のMVを観て、"なんて全力でかっこ良くてふざけているバンドがいるんだ!"って衝撃を受けました。僕もこういう音楽をやりたいなと思いましたね。

LEON:すごいよね、それで今は繋がってるんだから。

SHINGO☆:自分がこのバンドにいるのは不思議な感じがしますね(笑)。

-メンバーが現在の3人に固まって、変わってきた部分はあります?

ANCHANG:基本的にマシンガンズのスタイルは変えようがないし、変えないから。強いて言えば、ドラムの人は言うことを聞かなくて。

LEON:はははは(笑)、聞いてるよ。

ANCHANG:また聞いてるとか言うから、余計に腹が立つ。

SHINGO☆:でも今のメンバーが一番話をしますね。以前は移動中の車内でもシーンとしてたから(笑)。LEONさんはみんなが話し掛けても聞かない性格だから、にぎやかなんですよ。

ANCHANG:演奏は今のメンバーが一番上手だと思いますよ。

-マシンガンズの音楽的な柱には80'sメタルがあるわけですよね?

ANCHANG:そうですね。もともとそういうものがやりたかったし、そこからマシンガンズのスタイルができたと言っても過言ではないですし。そのままヘヴィ・メタルをやっても誰も聴いてくれない時代だったから、じゃあどうしようかって。お客さんがこっちを向いてくれないところからのスタートですからね。それなら振付してみようとか、バンドの人が言いそうにない面白い話をしようとか、いろんな要素が重なり、時代の流れがこのスタイルを作ったというか、そういうところはありますね。

-普通にヘヴィ・メタルを鳴らしても振り向いてもらえない反動で、今のスタイルが構築されたと。

ANCHANG:そうですね。その代わり、サウンドは曲げずにやれたことはラッキーかなと。意外とグランジ、オルタナも好きなのでやってみたんですけど、できねぇなって(笑)。それっぽいことはできるけど、染みついてないものはやれないから。