INTERVIEW
SEX MACHINEGUNS
2018.11.30UPDATE
2018年12月号掲載
Member:ANCHANG(Vo/Gt) SHINGO☆(Ba) LEON(Dr)
Interviewer:荒金 良介
-その解釈の違いがいいケミストリーを生んでいるんでしょうね(笑)。今作はメタル・リフで身体が動いたり、シンガロングできたりするキャッチーさを意識して?
ANCHANG:理想としてはそう思って作りましたけどね。
-今作はメタル好きが聴いたら、ニヤッするフレーズが散りばめられてますよ。
ANCHANG:そうなってくれると嬉しいんですけどね。
-細かく拾うとキリがないですけど、JUDAS PRIESTを筆頭にMETALLICA、SLAYER、MEGADETH、ACCEPT、あと、DOKKENはかなり大好きですよね?
ANCHANG:あぁ、そうですね。George Lynch(DOKKEN)モデルのギターもたくさん持ってますからね(笑)。
-「CRUSH クリスマス」はDOKKENの「Alone Again」みたいなテイストも入ってますよね。
ANCHANG:メロディはそうですね(笑)。大好きですから。
-今回「みかんのうた」、「German Power」をリレコーディングしたのは何か特別な理由が?
ANCHANG:特にはなくて、LEONが勝手に録ってきたんですよ。
LEON:使うか使わないかは別でドラムだけ録ったんですよ。
-当時、「みかんのうた」はどんな気持ちで作ったんですか?
ANCHANG:高校生のころに作った曲で、METALLICAの1stアルバムとMÖTLEY CRÜE聴きながら作った曲なんですよ。で、大学に行ったときに"どこ出身?"という話になって、"愛媛だよ"と言うと、みんなが"ポンジュースで風呂に入るんだろ"とか言われて。
-ははははは(笑)。
ANCHANG:最初はイラッとしたけど、そういう出来事を溜めていったら、そのまま歌詞になりました。そんなノリですね。
-「German Power」は歌詞と曲調が面白いですね。
ANCHANG:それはジャーマン・メタルが好きだから作ったんですよ。
-でもリフはMETALLICAの「Battery」っぽいですよね?
ANCHANG:そうですね。だから、ちょっと捻くれてたんでしょうね。ジャーマン系のバンドが好きでこの曲名にしたけど、そのままでもあれだから、ちょっと変えてみようと。友達とゲラゲラ笑いながら作りました。
-そのころに聴いていたジャーマン・メタルは?
ANCHANG:HELLOWEEN、GAMMA RAY、ACCEPTとか。
-BLIND GUARDIANとかも?
ANCHANG:BLIND GUARDIANもめちゃくちゃ聴いてました。ハードだけど、突然明るくなったりして。ACCEPTの「Fast As A Shark」とかもそうでしたからね。そういう曲調がすごく好きだったんですよ。
-「German Power」はシンセを入れてますよね?
ANCHANG:作ってみたらシンプルすぎたので、METALLICAの『S&M』みたいな雰囲気を足したくて。これでいいじゃんって。
SHINGO☆:「みかんのうた」と「German Power」はライヴでも99パーセントの確率でやる曲なんですけど、「みかんのうた」は難しかったですね。染みついているから、こだわりが出たんだと思います。