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COLUMN

KNOCK OUT MONKEY dEnkAの「Rock聴いtEnkA!?」vol.10

KNOCK OUT MONKEY dEnkAの「Rock聴いtEnkA!?」vol.10

毎度~! やっと夏が来たぜ、夏! 今年こそはぎーみずのちゃんねーとフィーバーしようと企んでいるdEnkAですw
 
さてさて今回ご紹介するのはなんとパンクロックバンドです。パンク=「Sex Pistols」!!
 
そういえばオレがギターを始めたころ、地元のまわりではパンクが大ブームでみんな髪の毛をツンツンに立てて鋲の付いたライダースジャケットを着てラバーソールはいてたね~。懐かしい!
 
1976年、イギリスのロンドンにてNew York Dollsの元マネージャーのマルコム・マクラーレンの声掛けで結成、4人組でメンバーはジョニー・ロットン(Vo)、スティーヴ・ジョーンズ(Gt)、ポール・クック(Dr)、グレン・マトロック(初代Ba)、シド・ヴィシャス(二代目Ba)。近年、再結成したけど現在活動しているかは不明。
 
みんな意外と思うかもしれないけどPistolsは企画盤とかを除いてスタジオアルバムを1枚しか出してないのよね......なので1枚しか紹介できません!w
 
1977年リリース「Never Mind the Bollocks Here's the Sex Pistols(邦題は『勝手にしやがれ!!』)」
先に言っておきますがアルバム名の"Bollocks"とは男のキン○マのことですw
あと、このアルバムのレコーディング前にグレンが脱退してシドが加入。シドはベースをまともに弾けなかったのでギターのスティーヴがレコーディングでベースを弾いておりますw
 
1曲目「Holidays in the Sun」。兵隊の行進の音から始まる曲で一番キャッチーでリフも憶えやすい。
5曲目「God Save the Queen」。2枚目のシングル曲。イギリスの女王を称える有名な曲と同タイトルだが歌詞の内容は真逆。ディスりまくりです。
7曲目「Seventeen」。2分しかない短い曲。原曲はスティーヴが歌詞を書いたがジョニーが気に食わず全部書き直したらしい。
8曲目「Anarchy in the U.K.」。デビュー曲。今でも数々の有名アーティストにカバーされている代表曲でPistolsを語る上でとりあえずこの曲だけ知っていれば問題ないぐらいですw
 
とまぁ、音楽的に説明(そもそもそれが間違い?)するのがとても難しいバンド。ぶっちゃけメロディーの組み立て方がどの曲もほぼ一緒で違いがわかりにくい!口ずさめるのはHolidaysのリフとAnarchyぐらいで歌詞も罵りばっかり!もちろん放送禁止曲だらけ。あとスティーヴが意外とちゃんとギター弾けることかな......w
完全に反骨精神のみの成り上がりで特筆できるのはエピソードとその生き様。TVで禁止用語を連発して何回もレコード会社をクビになったり、エリザベス女王の祝典の日に近くの川でアンチフラッグを掲げて船上ライブして逮捕されたり、しまいには解散後、シドが恋人を殺してオーバードースして死んだりと、もうムチャクチャです。
 
そんなバンドが音楽シーンを一世風靡できる時代だったってのも凄い。今じゃ絶対無理やね。オレが一番好きなエピソードは2006年にロックの殿堂入りを果たした時にジョニーがその主宰者と殿堂入りアーティストのことをボロクソに言って辞退。主宰者はそんな彼らを正真正銘のパンクスター、それでこそSex Pistolsだと称えたことかなw
 
罵倒や文句は自分の顔をハッキリ出して責任を持って言うこと。現代人は見習わなければいけないことなのかもね......でも良い子は全部マネしちゃダメよ!
Rock!! いや、Punk!!

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