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2025.05.14 15:50 | リリース情報

QUEENS OF THE STONE AGE、パリの地下墓地"カタコンブ"で撮影された映像作品『Alive In The Catacombs』6/5リリース決定!予告映像公開!

QUEENS OF THE STONE AGE、パリの地下墓地"カタコンブ"で撮影された映像作品『Alive In The Catacombs』6/5リリース決定!予告映像公開!

USオルタナティヴ・ロック界の重鎮 QUEENS OF THE STONE AGE(以下、QOTSA)が、長年の夢を映像化した作品『Alive In The Catacombs』を6月5日に公開することを発表!本編の予告映像も公開となった!
 

Queens of the Stone Age - Alive in the Catacombs (Official Trailer)
 
La Blogothèqueが制作、Thomas Ramesが監督を務めた『Alive In The Catacombs』は、長らく噂となっていたバンドによるパリのカタコンブ(地下墓地)でのパフォーマンスを記録した、映像と音のドキュメント。昨年2024年7月に撮影/録音された本作は、QOTSAのこれまでにない姿と音を捉えたまさに唯一無二の体験だ。彼等のキャリアを網羅する楽曲の中から厳選されたセットリストが、カタコンブに合わせて大胆に再構築されている。そこには、何百万人もの人骨に囲まれた空間でかつてないほど親密な形でQOTSAが存在する--"これまでで一番多くの'聴衆'に囲まれて演奏したよ"とJosh Homme(Vo/Gt)は語る。
 
パリのカタコンブは、全長320キロ(約200マイル)におよぶ巨大な地下納骨堂で、18世紀に埋葬された数百万体の遺骨が積まれており、壁の多くは頭蓋骨と骨で構成されている。Joshは20年近く前に初めてこの地を訪れて以来、QOTSAとしてこのカタコンブで演奏することを夢見てきた。だがパリ市は、これまで一度もアーティストに演奏許可を与えたことがなかった。法を守る善良市民であるQOTSAは正式な許可が下りるまでその夢を待ち続けたとのこと。
 
選曲、楽器の構成、演出の全ては、カタコンブという場に最大限の敬意を払って緻密に計画された。音響や環境音--水の滴る音、反響、自然な共鳴--から、音楽を引き立てる暗い照明まで、一切が細部に至るまで配慮されている。スタジオの防音室やステージ上のモニターという快適な環境から遠く離れた場所で、『Alive In The Catacombs』はバンドが単にこの挑戦に挑むだけでなく、それを真正面から受け入れる様子を捉えている。
 
Joshは、"あの場所は何もかもが削ぎ落とされているから、俺たちも余分なものを削ぎ落とした。そして音楽が削ぎ落とされ、言葉が削ぎ落とされた...あの場所でロックしようとするのは馬鹿げている。あの空間が全ての決断を下した。あの空間が全てを支配している。あの空間にいるときは、そこに従うしかない"と回想。その結果、QOTSAは最も本質的な形に凝縮された。
 
Josh Homme、Troy Van Leeuwen、Michael Shuman、Dean Fertita、Jon Theodoreの5人に三重奏のストリングスが加わり、打楽器には鎖や割り箸といった即興の道具が使われた本作は、QOTSAが必然的に最もプリミティヴな形に削ぎ落とされた作品だ。電源がないため、電気ピアノにはカー・バッテリーを繋ぎ、いわば"アンプラグド"ですらない状態で演奏が行われた。そして、全ての曲はオーバー・ダブや編集なしの完全な一発録りで、フィルターも一切かけていないとのこと。言葉では表現しきれないの壮麗さ。静けさと壮大さが見事に同居する本作は、実際に体験することで初めてその真価が分かる。美しさは、内なる葛藤と外的制約の中にこそある。これはJosh Hommeが最も肉体的に無防備でありながら、最も輝かしい瞬間を捉えた作品だ!

 


 
▼リリース情報
QUEENS OF THE STONE AGE
映像作品
『Alive In The Catacombs』
2025.06.05 ON SALE!!