INTERVIEW
HER NAME IN BLOOD | "METAL MANIA"
2018.09.12UPDATE
Member:IKEPY(Vo) TJ(Gt) DAIKI(Gt) MAKOTO(Ba) MAKI(Dr)
Interviewer:吉羽 さおり
-出演者についてもおうかがいしたいのですが、この3バンドのラインナップはすぐに決まったんですか。
MAKOTO:そうですね。全世代からメタル・シーンで活躍するバンドを呼ぼうということで、まずLOUDNESSは外せないだろうと。あと2バンドはどうしようかということで、フレッシュマン枠と、普段自分たちが活動するところとはまた違ったシーンのバンドにも出てもらおうというのはありました。
-そこで挙がったのが女性のバンドであるLOVEBITESですね。LOVEBITESとは対バン経験はあるんですか?
MAKOTO:対バンは、今回が初めてですね。
MAKI:個々での付き合いはあって、僕は面識がありました。ドラムの方(haruna)とはドラム会とかでお会いしていたので、出演に関しても早くまとまって。
MAKOTO:すぐに返事をくれました。
TJ:対バンは初ですけど、ライヴは観ていて。それぞれがすごく技巧的なことをやっているなと思いますね。
DAIKI:もともと、前にやっていたバンドも知っていたりして、ミヤちゃん(miyako)はギターがすごいなっていうイメージはあったので、ようやくこういう形で対バンできることになって、嬉しいですね。
-フレッシュマン枠になるHELL FREEZES OVERですが、彼らはまだ20代なんですよね。
TJ:25、26歳ですかね。
-どういうバンドなのかなとホームページを見たら、ルックスが80年代スラッシュ・メタルそのままでびっくりでした(笑)。
MAKOTO:タイム・マシーンに乗ってきた感じですよね(笑)。
DAIKI:実は50代なのでは!? みたいな(笑)。
TJ:"デロリアン"メタル(笑)。
MAKOTO:アー写とかも、昔のバンドのドキュメンタリーにしか見えないんですよね。それくらいコンセプトがしっかりしているバンドです。彼らとは、以前対バンをしていて。
TJ:昨年末(2017年12月29日に渋谷CYCLONEにて開催した"SHIBUYA METAL KAI FEST 1718")ですね。この間ライヴも観に行ったんだけど、本当に80年代スラッシュ・メタルそのとおりの音を出しているし、ライヴ中のアクションもメンバーで揃えていたりして、堂々としてました。HNIBとは見た目は違いますけど、ステージングでは共通するものがあるんじゃないかなと。
IKEPY:すごく変な感じなんですよね、若い人たちが80年代のスラッシュ・メタルをそのまま持ってきた感じでやっているっていうのが(笑)。しかもみんな上手いし、ライヴもかっこいいんですよ。
MAKOTO:1周してすごくフレッシュなものになっていて。
TJ:そう、逆に新しい。
MAKOTO:このイベントで彼らを紹介したかったんですよね。
-LOUDNESSとはどのくらいの付き合いなんですか。
MAKOTO:対バンということで言うと一度だけなんです。"LOUD∞OUT FEST 2015"以来で。
-LOUDNESSといえば日本のメタルの草分け的な存在です。みなさんはどういうイメージを持っていますか。
IKEPY:ほんとまんまだよね、音デカいし(笑)。本当にデカいんですよ。ギターもすごいし、かっこいいし。日本のメタルを支えてきたバンドだというのが、ライヴを観ると本当にわかる。
MAKOTO:僕たちも海外公演をするんですけど、海外に行ったときに対バン相手やお客さんに、"誰か日本のバンド知ってる?"って聞くと、"LOUDNESSはわかるよ"って返ってくるんですね。そういうのも、説得力があるというか。ずっと第一線で活動しているすごいバンドですよね。だって、LOUDNESSがスタートしたころに、僕ら生まれてないですからね。
-30年以上のキャリアになりますからね。若いバンドについてもしっかり見てくれている感じなんでしょうかね。
MAKOTO:どうなんでしょうね、あまりに遠い存在すぎて。だから今回は、もう1回近づきたいという思いもあったんですよね。今回も最初に声をかけたのはLOUDNESSで、最初に決まったのもLOUDNESSだったので。